
女優・樹木希林(69)が3日、東京都・巣鴨にある通称“どけぬき地蔵尊”の萬頂山高岩寺で行われた「とげぬき地蔵尊節分会追儺式」に出席した。
婿養子の俳優・本木雅弘(46)、内田也哉子(35)夫妻が所有する東京都渋谷区のマンションを借りていた、お笑いコンビ『オセロ』の中島知子(40)が、家賃の半年分計660万円を滞納し、訴訟準備をしていると、報じられたことについて、事情を聴こうと、樹木を直撃した。
樹木は黒留袖の正装で、午後4時30分過ぎに他の出席者とともに登場。
まるで、自分の身内に突然降りかかった出来事を振り払うかのように、遠くのお客さんには勢いよく、近くのお客さんには優しく下から、約10分間にわたって豆をまいた。
一言、コメントをもらおうと、豆まき終了後、特設ステージからの帰り際を、「樹木さーん」「本木さんのマンションの件ですが?」と声掛けするも、狭い通路にごった返す一般客の大さと歓声に阻まれ、声が届かない。
そこで、帰り際を直撃!お寺の境内に隣接する建物の裏手の門でマスコミ数社が待機。門の内側には、数台の車が停車している。
待つこと1時間あまりして、徐々に動きが…。まず、女優・石田ひかりが、隣接する建物の横の通用口から、歩いて、裏手の大通りに出てきて、自分でセフィーロを運転して帰った。続いて、狂言師・和泉元彌一家が、これまた石田同様に横の通用口から歩いて出てきて、大通りを渡った反対側のお寺の駐車場に停めてあった車に乗り込み帰宅。
いよいよ、と寒空の中、気合を入れ直し、その時を待つ本サイトのカメラマンと記者。それから、さらに30分あまり経った、日もとっぷり暮れた午後6時30分過ぎ、裏手の門が開いた。

中からワンボックスカーが出てくる。中を確認すると、樹木希林本人が乗っていた!
慌てて、車に駆け寄り、ドア越しに、何とかコメントをもらおうと、「希林さーん」と呼びかける。車の窓を開けてもらおうと、「本木さんのマンションの件ですが?」など、何度も呼びかけたり、ドアに密着するなどしたが、声が届いているのかいないのか…樹木は、車内から窓越しに報道陣に向かって、満面の笑みを浮かべて手を振り、軽く会釈をしただけで、走り去っていってしまった。
他の出演者は、俳優・中村嘉葎雄(73)、女優・藤村志保(72)、萬田久子(53)、石田ひかり(39)、狂言師・和泉元彌一家、日本大相撲協会前理事長・放駒親方(63)、芝田山親方(49)ら。





