『魚介類 山岡マイコ』、『こたつと、みかんと、ニャー。』などで知られるアイドル映画監督の梶野竜太郎(48)が20日、都内・千代田区のジャイアントパンダスタジオでトークライブ『KAJINO NIGHT 2』を行い、グラビアコスプレイヤーの藤崎ルキノ(34)ら7人のグラビアアイドルがゲスト出演した。
元『ちまみれ☆ロマンティック』メンバーの佐倉仁菜(20)は、発売中のDVD『恋ひとすじ』(イーネット・フロンティア)をひっさげて登場。カメラを相手の男性に見立てて、プラトニックから過激なものへと激変する内容だが、梶野監督は、「仁菜の顔が真面目なので、エロさが下品じゃないんだよね」と絶賛し、佐倉のことを「静止画、動画、生と全部顔が違うから“多面体ガール”」と称した。
佐倉は「ドラマとかミステリーとかやってみたい。引きこもりの役をやりたいです」と、役者としての希望を語り、「生きてきたいままでの歴史を書いてみたい。小説やエッセイが書きたいです」と、執筆活動にも意欲的。活動休止となってしまったアイドルユニット『ちまみれ☆ロマンティック』の名付け親が自分だったことを明かし、同じメンバーだった鈴木ゆき(26)と、同ユニットの曲「ding dong」の振り付けを少しだけ披露し、観客を沸かせた。
続いてのゲストは、凸凹コンビの丸果尻ゆうこ(年齢非公表)&長谷川美子(26)。長谷川はマイクがいらないほどの野太い声でしゃべり(叫び?)、丸果尻はとても活字にできないような変態ぶりを発揮し、観客もドン引き状態に。
長谷川はDVD撮影のために、「教材が送られてきて、たった2週間で船舶免許2級を取らなきゃいけないはめになった」というエピソードを披露し、「32歳でヌードになって、結婚して、子供も産みたい。一番女性として美しい年齢だと思うから」というこだわりを力説していた。長谷川のDVD『純情マリンガール』(アイドルファクトリー)、丸果尻のDVD『楽園ドール』(アイドルファクトリー)ともに発売中で、2人のエキセントリックなキャラとは打って変わって、いたって正統派な内容の映像が場内で流れた。
トリを務めたのは、グラビアコスプレイヤーの藤崎ルキノ(34)。「もともと秋葉原でメイドをやっていた」という理由でメイド服で登場した彼女の姿に、梶野監督も観客も「本当に34歳?」という目でまじまじと見つめる。
藤崎もこれまでコスプレイヤー特有のデジタル写真集をリリースしていたが、梶野監督は「うしじまいい肉プロデュースで、1人飛びぬけた人を雑誌で見た。ロリ顔でかわいくて、びっくりしたんですよ。女性は年じゃねえなって思った」と、藤崎との衝撃的な出会いを振り返った。
発売中のDVD『ひとかた』(アイドルファクトリー)でもスクール水着などを着ている藤崎だが、「着たいから着てるだけ。年は気にしていません」と、梶野監督に同調。
ここで、『チーム視聴覚室』の鈴木、木嶋のりこ(25)、原田真緒(24)が「藤崎さんは梶野さんの美人な奥さんに凄い似てる! だから呼ばれたのかな? だからトリなのかな?」とチャチャを入れ、観客を笑わせたところで、4時間にわたる長丁場のトークライブは幕を閉じた。
次回の『KAJINO NIGHT』は5月を予定しており、47都道府県でのグラビアイベント開催を青写真に描く原田が、そのスタートとなるイベントを行う。