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長嶋茂雄氏&松井秀喜氏に国民栄誉賞!安倍首相、王貞治氏も祝福

 政府は1日、読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄氏(77)と読売、米メジャーリーグのニューヨークヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(38)に対し、国民栄誉賞授与の方針を固めた。

 プロ野球界では王貞治氏(72)、衣笠祥雄氏(66)に続く快挙で、菅義偉官房長官(64)の「2人は師弟関係にあるということから判断した」という理由でダブル受賞。安倍晋三首相(58)は、官邸で長嶋氏について、「戦後最高のスーパースターだ。もっと早く決定すべきだった」、松井氏について、「日米で愛された」と、それぞれ称賛した。

 2日の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙ともに1面で報じており、長嶋氏は「本当に光栄です。まして、監督と選手として苦楽をともにした松井君と一緒にいただけるということであれば、これ以上の喜びはありません」、松井氏は関係者を通じて「恐縮しております。監督に愛情を注いでいただき、20年間プレーすることができました。この賞もひとえに監督のおかげです。正直、現時点での私がいただいていいものか、という迷いもありますが、今後、数十年の時間をかけて、この賞をいただいても失礼ではなかったと証明できるよう、これからも努力していきたいと思います」とコメント。

 球界初の受賞となった王氏は、ONとして巨人V9時代を支えた長嶋氏を「受賞されないこと自体、不思議に思っておりました」と、祝福した。松井氏の現役時代の背番号「55」、さらに長嶋氏がプロ野球入りしてから今年で55年を迎えることにちなんで、5月5日の授与が内定している。

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