
声優・櫻井孝宏(37)、行成とあ、小山力也(48)、三宅健太(34)にVTRでガッツ役の岩永洋昭(32)が29日、都内で行われた、Webラジオ番組『ベルセルク・ラジオ 鷹の団勧誘部』(アニメイトTVとニコニコ動画で毎週金曜日に配信中)の公開収録に出演した。
同ラジオは、アニメーション映画『ベルセルク 黄金時代篇? 覇王の卵』(監督:窪岡俊之/配給:ワーナー・ブラザース映画)の告知として昨年12月16日よりスタート。グリフィス役の櫻井、キャスカ役の行成をパーソナリティーに、毎回、劇場版『ベルセルク』に出演している声優をゲストに迎え、その魅力とともに、パーソナルな部分に迫る内容。
今回は、劇場版公開を翌日に控えた2月3日(9回目)と2月10日(10回目)放送分の収録を、ユリウスとアドン2役の小山とゾッド役の三宅をゲストに迎え、1300人のファンの前で行った。
前回(の放送)は「すごかった」と櫻井がいえば、「ひどかった。男だけだとああなるんだな」と、行成。その“問題”の放送は、行成がお休みで、男性だけの「男祭り」。そこで、当然、下ネタの方に…。その時のゲストでもあった三宅は、「人生思春期の僕達という感じでした」と、恐縮すると、「ファンがいるからなぁ」と、櫻井は、今日は公録だし、女性もいるので、そっちには走らないだろうと、暗に匂わす。

それを受けて行成は、「頑張る」と、ラジオ番組内での勧誘部副部長という肩書の責任感からいうが、「震えているよ」と櫻井。行成は、公録が初めてで、大勢のお客さんを目の前にして緊張しているようだ。
そんな前フリをしつつ、タイトルコールがあって、番組がスタートするも、お客さんも緊張しているのか、盛り上がりはいまいち。そこで、櫻井が、「キャーとか言って!泣き出しちゃったりして!」と、お客さんをあおり、笑いを取る。
さらに、櫻井が、「行成がゴックンボディーだと思う人?」と、これも番組内で広まった行成が「ゴックンボディー」だという話を持ち出すと、お客さんも笑いながら、拍手が起こり、行成も、「ツイッターとかで広まってきてハードル上がってるんですよ!」と、照れながらも緊張がほぐれていくようだった。
最初のつかみトークは、番組では、行成のtwitterフォロアーが少ないということで、“千人長”計画が進行中。現在(1月29日時点で)、898人長となり、あとちょっとというところまできたことを報告。
そして、ここでもう一人のゲストで、公開収録は初めてという小山を呼び込むと、「鷹の団は三鷹にあるのか? 覇王の卵かけごはん。女性がたくさんいてうれしいですね?」と、ジョークで笑わせた。
ラジオの内容は、ゲストの役どころや、役に対する思いを語る【ベルトーク】。普通のお便りを紹介する【鷹の団便り】。登場人物に向けてラブレターを送る【鷹の団ラブレター】。あるキーワードを元に「あいうえお作文」を作り、成立していなかったら罰ゲームという【鷹の団作文】。今回は、「ベルセルク」と「グリフィス」。しかし、ここで予期せぬハプニングがあり、行成、小山、三宅が会場を徘徊することになった。

後半は、「もし、○○したら…」のお題をアドリブのセリフをいい優劣を競う【こんな鷹の団はいやだー】。今日のお題は、「もし、?が大好きな女の子に告白したら」となり、グリフィスになり切った櫻井がささやくように「俺のものにならないか?」と、セリフを当てると、会場の女性からは歓声となんとも言えない甘酸っぱい空気が流れることに。そして、謎の【新コーナー】と、企画がめじろ押しだった。
公録を終えた櫻井は、「今、直後なので、コウジさん、ケン坊さんには(番組を)盛り上げていただいた。ディナーショーのように、会場を練り歩いたり…ゲストで色がいろいろと変わるので、とあに助けられた」と、感想を語る。そんな行成は、「今まで大作にかかわったことがなかったので、『とあって誰?』と思っていた方も、『こんな人なんだぁ』と知ってくれる足がかりになった」と、頑張ってくださいとか幸せパワーもらえたなどと反響があったことを語った。
櫻井は、「“ゴックンボディー”と呼べようになった。いい仲になった」と、語れば、行成は、「裏でも孝兄ぃと呼んでいる」と、新密度を。ゲスト初出演の小山は、「自分をさらけ出す。切り売りする。身を持ち崩すラジオで、素晴らしい(笑い)」と、自身の初の公開収録に満足げ。
ゲスト出演が一番多く、準レギュラーの座を獲得した三宅は、「ラジオ得意な方じゃなかったんですけど、ちょっとだけ楽しんだかな」と語り、「通常のオンエア以上の熱さがあって、もう一回ぐらいドデカイことするんじゃないかと期待させられる。イベントやりたい」と言うと、会場からも期待する熱い拍手が起こった。
小山は、「大長編で、過激な描写あるのに、女性の方が見てくるんだ。みんな櫻井さん目当てだろうけど。原作は素晴らしい。映画も素晴らしいので」と、笑わせつつPR。行成は、「ベルセルクは20年以上連載していて、昔から好きでした。関われるのは光栄。映画見てぐしゃぐしゃになってください」と、6日後に迫る公開に期待をもたせた。

最後に、櫻井は、「作品持つパワーはすごい。大河のような連綿と続く作品。貴重な体験をした。ベルセルクイヤーに恥じない三部作でお送りしたい」と、今年、一気に3作で290分の長編アニメが公開されるため、魂を込めていくと誓った。
本作品は、2月4日全国ロードショー!第2弾『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』は6月23日に公開予定。さらに、『ベルセルク 黄金時代篇? 降臨』は2012年の冬。
なお、2月4日の初日舞台挨拶に続き、好評なため、追加舞台挨拶が決定。
2月11日午前9時30分の回(上映終了後)池袋シネマサンシャイン、午後12時30分の回(上映終了後)横浜ブルク13、午後2時30分の回(上映終了後)川崎チネチッタ。
登壇予定者は、岩永洋昭、櫻井孝宏、行成とあ、寿美菜子、豊崎愛生、三宅健太、窪岡俊之。
「チケットぴあ」のみでの販売。















