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鶴瓶息子・駿河太郎ちょんまげ我慢も小栗と山田孝之見て文句言えず

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 映画『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』(監督:飯塚健/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)試写会付き公開記念イベントが31日夜、東京・渋谷WWWで開かれ主題歌『涙のスターダスト・トレイン』を歌う3人組ロックバンド『ザ50回転ズ』の“徳島の酔いどれ”ギター・ダニー、“出雲の妖怪”ベース・ドリー、“浪花のドラ息子”ドラム・ボギーとラストサムライ役で落語家・笑福亭鶴瓶(60)の息子で俳優・駿河太郎(33)、飯塚監督(33)とともに登場した。

 映画の試写が終わった瞬間、エンドロールが流れ終わらないうちに、「ロマンチックな映画の後で!」との声が場内に響き渡ると、『ザ50回転ズ』が現れギターの爆音が!『ザ50回転ズのテーマ』でガラリと雰囲気が一変し、「ロマンチックな雰囲気をぶっ壊してやったぜ!」と、ドリーはしたり顔。続けて『涙のスターダスト・トレイン』の演奏が始まると、観客も手を振り上げてそのノリに応えることとなった。

 2曲のミニライブも終わると、駿河は「ロックですよね!」と、だいぶテンションもあがったよう。今回『ザ50回転ズ』が抜てきされたのは、監督がバンド結成時から聴いていたからだという。

 その監督のプッシュは強く、駿河は、「まだドラマ撮影が始まって間もなかったころから、こういうのが主題歌になったら、どんだけいいかということを言っていたんですけど、映画で主題歌でしょ。監督突っ走ったなぁと思って」と、感慨深げに述懐することも。

 これには、ダニーも、「自分の曲が映画の最後になるのって感動をしますよ」と、喜びのコメントを寄せると、駿河も「グッときますよね」と、同じ表現者としての喜びを分かち合う。ただし、途中であまりにかっちりとした曲が仕上がったため、監督から「元気がないんで、いつものザ50回転ズの元気を入れて」という、注文もあったのだとか。

 主演の林遣都(21)、桐谷美玲(22)はもちろんのこと、城田優(26)、安倍なつみ(30)など、豪華メンバーが顔をそろえる作品だが、座長となった林は最初緊張していたそう。駿河は、「撮影が始まって遣都から2日目に飲みに行こうという話になって、酔っ払った遣都が、『俺は座長だ』」と、くだをまいていたというエピソードや、監督が「天体観測のシーンがあるんですが、そのあと林が泣いていた」など、本人の知らないところでさまざまなことが暴露され、ファンも盛り上がることに。

 さらには、小栗旬(29)が全身緑色の“カッパ”の村長や、山田孝之(28)が“星”のかぶりものをした星役をするなど、遊びがそこかしこに見えるが、メークはハリウッドでも名を知られたアーティストがアレンジしているそう。監督は、「小栗から直に村長をやらせてといわれて、山田もやりたいって言ってるといわれて決まったんです」と、裏話も明かすと、ラストサムライ役で、ちょんまげのかぶりものをして身動きが取りづらかったという駿河も、「星と村長を見てると文句が言えない」と、もの凄い存在感だったという。

 最後に監督から、「撮影中に震災ということがあって、映画なんか作ってる場合じゃないということもみんなで考えた。でも、できることはこれしかないと思って作った。楽しんでもらえればそれだけでいいと思った」と、込められた思いを語った。

 中村光の大人気漫画『荒川アンダーザブリッジ』が原作。自らを金星人と称する“ニノ”(桐谷)や元エリートながらも、ニノに借りを作ったことから河川敷に住むこととなり、住人へツッコミを入れる“リク“(林)を中心に不思議な“日常”が描かれる。ときには、現実的な話が入るなどのスパイスもあり、2月4日の新宿ピカデリーほかの全国公開に大きな期待がかかる作品だ。

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ザ50回転ズ
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ドリー
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ボギー
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ダニー
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飯塚健監督
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駿河太郎
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トークショー
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駿河とドリーは気が合うのかトークに花が咲く
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ボギー
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ダニー
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ポスター
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