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辻井伸行さんとATSUSHIがタッグ!「すぐに言葉が浮かんできました」

 人気ダンス&ボーカルユニット『EXILE』のATSUSHI(32)と全盲のピアニスト・辻井伸行さん(24)が『EXILE ATSUSHI&辻井伸行』名義で5月1日に『それでも、生きてゆく』を発売することが、分かった。

 同曲は、東日本大震災直後の2011年3月31日、北米ツアーの一環として米コロラド州ボルダーで開いたコンサートのアンコールで、辻井が、被災した人々への「あきらめないでほしい」という気持ちと、亡くなった被災者への追悼を込め、即興で弾いた楽曲として知られている。同曲は瑛太(30)主演の連続ドラマ『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)のテーマ曲に起用された。

 7日付のデイリースポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン、日刊スポーツ、東京中日スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており辻井さんが、「この曲にふさわしい詞を作詞していただける方が現れて、歌にすることができたら…」と思っていたそうで、昨年末、ATSUSHIが被災地への思いを込めて歌った「ふるさと」に感銘を受けたことから、関係者を通じてATSUSHIにオファーしたという。

 これにATSUSHIは快諾。「曲を聴くとすぐに言葉が浮かんできました」といい、「悲しいメロディーから始まりますが、気づくと前向きなイメージに変わっている。そんな曲です」と、語っているという。

 辻井さんは、共演の実現に「心から感謝します」と感謝を述べ、詞については「優しく寄り添い励ます力をもっていて素晴らしい」と絶賛。レコーディングでは「思いが歌からダイレクトに伝わってきて、これ以上ないというくらい集中して演奏しました」と、熱がこもったという。

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