文化庁若手アニメーター育成プロジェクト『アニメミライ2013』で制作された4作品が2日、東京・新宿バルト9で公開初日を迎え、人気声優・潘めぐみ、前野智昭らが登場した。
株式会社トリガー制作の『リトルウイッチアカデミア』（監督：吉成曜）に出演した潘。作品は幼いころに見た魔法ショーで魔法の魅力に取り憑かれ、ヨーロッパの魔女育成名門校『ルーナノヴァ魔法学校』に入学したアッコ（潘）。大きな期待とは裏腹に日々の授業は意外と退屈。保守的な魔法界の雰囲気を打ち破り、魔法に夢を取り戻そうと張り切るアッコだが、周囲の目は冷ややかで授業でも空回りの連続だった。唯一の味方はルームメイトで親友のロッテとスーシィの2人だけ。そんなある日、学校でとんでもないハプニングが発生し…。
潘は初のコスプレで登場し「キャラクターがゆるゆる、実写のように動くんですよ～！さすが動画枚数、1万7000枚以上！」と、感動を語り、「魔女の先輩には日笠陽子さん、折笠富美子さん大御所ばかりで、大変勉強になりました。今回は9時間かけてアフレコしたんですけど、画がすでにできていたので、これが本当のアフレコなんだなって思いながら声を当てられました！」と、テンションも高かった。さらに、「テレビシリーズ化の際はぜひお願いします」と、監督を覗きこんでお願いする一幕もあった。
株式会社マッドハウス制作の強制的にデスゲームをさせられる『デスビリヤード』にバーテンダー役で出演した前野は、「個人名がないので、現場では男とか女とかでした。『アニメミライ』の普段と違うところは、後ろで見守っているスタッフがいつもの2倍、3倍ということ、緊張しましたね」と、アフレコを振り返る。
「見どころ満載、魅力的な作品がそろっていますので楽しんでくださいね！そして、ぜひ、作り手に感想を寄せて頂きこれからもいい作品を作って行きましょう」と続け、思いを明かしていた。
『アニメミライ 2013』はバルト9ほか絶賛公開中！
