俳優・中尾彬(71)と女優・池波志乃(59)夫妻が9日、東京・中央区の日本橋三越本店 新館7階催物会場で開催となった『大黄金展』内で.『黄金のおりん』音色披露イベントに登場した。
『大黄金展』では、お盆供養の時期に向けて、先祖代々への感謝を届ける総点数約30点の『黄金のおりん』(18金製)をはじめ、総点数約1000点の金製品の展示・販売がされるというもの。仏具のおりんの最高額は1911万6000円、初のお披露目される全長約3メートルの「龍」は2160万円(税込)と度肝が抜かれるような値段となっている。さらには、5億6000万円相当(非売品)の120キロの純金にも触ることができるなど、見どころ満載のものとなっている。
一足先に場内を巡ったという2人。金に目を奪われたという中尾は「全部印象深い」と、どれもよかったと語り、「感動というか驚きというかなというのを持っています」と、率直な感想を口にすることに。
さらに、おりんについて話が向き、司会から「終活としてお墓も作られたと聞きましたが」と振られると、中尾は「あと何食食べられるか…。いろいろ考えて作っておいた方がいいかなとデザインしたんです。お寺さんからは奇抜なものを作らないでくださいと言われたんですが、少し奇抜なものになりました」と、語っていた。
おりんの音を体験し、音の専門家の解説を聞き、池波は「セラピーになってなおかつ財産になって、はやりの服のように着られなくなったりするということなく、永遠に代々受け継げるものなので、ちょっと頑張って(購入して)もいいのかなって」と、真面目に語ると、中尾は「本気だね、お前」と、笑い出すことに。
続けて、池波が「タンス預金から出しても…」とポロリと漏らすと、中尾はそのことを知らなかったようで「えっ!?タンス預金してるの?」と、あ然といった感じで聞き返し、これには池波もしまったという表情を浮かべることに。それを見た報道陣が「タンス預金知らなかったんですか?」と中尾に問うと、「全然知らない!」と、驚きの表情を浮かべていた。
一方の池波は、黄金のおりん購入計画の話を進め、「タンス預金をそういうものに変えておいた方がいいかなと。いま、本当に頭の中で迷ってます」と言い出すと、中尾は「ダイヤモンドよりはいいだろう」と、許容する発言も飛び出していた。
ほかにも、長く夫婦でいる秘訣を問われ、中尾は、「好き嫌いという意味でご飯のおかずが全部一緒ということかな。それさえ合えば、1年だろが30年だろうが、ケンカにもならない」と、幸せそうな笑みを浮かべていた。
中尾から「見るだけでも価値があります!見るだけで価値がわかります。すごい細工をしているなとか実物を見てもらえば」とアピールし、池波も「見ただけでも癒されます」と、PRがあった『大黄金展』は14日まで同所にて開催中!