お笑いコンビ『ハマカーン』の浜谷健司(35)と神田伸一郎(35)が24日、都内ホテルで開かれた『第22回東京スポーツ映画大賞』授賞式に登壇。ビートたけし(66)がプレゼンター、司会はガダルカナル・タカ(56)、江口ともみ(45)が務めた。
“東スポ”の愛称で親しまれる東京スポーツ新聞社主催。その年話題になった著名人に授与する賞で同紙の客員編集長でもあるたけしが審査委員長となり開催されている。同時に、『第22回東京スポーツ映画大賞』授賞式も開かれた。
昨年末の『THE MANZAI 2012』を見事優勝し、現在勢いに乗る『ハマカーン』は『日本芸能賞』を受賞。浜谷が「『THE MANZAI』を優勝したから呼ばれたとは思っていません。先日、東スポさんの1面を飾ったからだと思っております。その折はありがとうございました。これからもよろしくお願いします」とあいさつ。
これは、人気アイドルグループ『AKB48』の先月行われた『リクエストアワー セットリストベスト100』に出演した際のネタがきっかけで『暴動寸前』と報じられたことへ、その報じた本拠地に“お礼参り”した形だ。
同紙への激情は止まらず、漫才披露のときにも、『暴動寸前』とともにツイッターが大炎上と報じられたことに、浜谷が「リプライで来たのは4件でした。それを大炎上とするなんてまさに下衆の極み!」と、持ちネタを交え憤慨。
囲み会見でも、その勢いは止まらず、『暴動寸前』報道のことに触れ、浜谷は「ちゃんとネタはウケてたんです!スベったみたいになって、『暴動寸前』と書かれて、それをあることないこと!東スポ!…、あれ私は何を?」と、持ちネタを使って思いを叫ぶことに。
しかし、ここまで引っ張った『暴動寸前』ネタを披露したのは同紙から頼まれたものだったそうで、浜谷は「『あのネタきょうもやって頂けませんかね』って言われて、ありがたいんです。結局、フタを空けてみれば1面で扱ってくれたのは東スポさんだけだったんです。ほかの新聞社の方は見向きもしてくれなかったので」と、感謝していた。
■第22回東京スポーツ映画大賞
作品賞:『アウトレイジ ビヨンド』
監督賞:北野武(『アウトレイジ ビヨンド』)
男優賞:西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、高橋克典、桐谷健太、新井浩文、塩見三省、中尾彬、神山繁(『アウトレイジ ビヨンド』)
主演女優賞:松たか子(『夢売るふたり』)
助演女優賞:該当なし
新人賞:マキタスポーツ(『苦役列車』)
外国作品賞:『ドライヴ』
特別賞:故・大島渚監督
■第13回ビートたけしのエンターテインメント賞
日本芸能賞:バイきんぐ、ハマカーン、アルコ&ピース、キンタロー。、ももいろクローバーZ、ゴールデンボンバー
話題賞:壇蜜
カムバック賞:高田文夫、鉄拳
特別賞:松井秀喜、高見盛