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松たか子アウトレイジ出演と勘違い!?東スポ映画賞主演女優賞に「これからまたゼロに…」

 女優・松たか子(35)が24日、都内ホテルで開かれた『第22回東京スポーツ映画大賞』授賞式に登壇。ビートたけし(66)がプレゼンター、司会はガダルカナル・タカ(56)、江口ともみ(45)が務めた。

 “東スポ”の愛称で親しまれる東京スポーツ新聞社主催の映画賞。同紙の客員編集長でもあるたけしが審査委員長となり開催され、普通の映画賞と違った発想と柔軟性に富んだ視点から表彰するという同紙らしさ満載のユニークなものとなっている。同時に、その年話題になった著名人に賞を授与する『第13回ビートたけしのエンターテインメント賞』授賞式も開かれることとなった。

 松は『夢売るふたり』(監督:西川美和/配給:アスミック・エース)で夫婦の夢だった焼き鳥屋が燃えてしまい結婚詐欺を働く妻を演じきり、『第36回日本アカデミー賞』にもノミネートされている。

 グレーチェックのワンピース姿で登場した松。「松さんが来てくれたからいいけど、来てくれなかったら演芸大会だった」と、周りを見回しながら毒づいたたけしは作品の総評として、「作品の頭で焼き鳥屋が燃えるんだけど、焼き鳥屋やってて火が燃え移ることはないって。あれは監督のせいです。あとは、全部よかった」と、褒めつつ、「宍戸(錠)さん家じゃないんだから」と、ブラックジョークで沸かせた。

 色っぽいシーンもあるが、台本を読んで出演を決めたという松は、「阿部サダヲさんの力がすごくて本当のところ素敵な楽しい現場でした。監督もト書きをキチッと書いてくださって、とにかくそこをやろうと思って」と、当時のことを思い出していた。

 「(西川)監督に『これは快挙です』と言って頂けて、素敵な賞ですごく嬉しいです。一瞬、自分がアウトレイジに出ていたんじゃないかと勘違いするくらい、男性が(会場に)そろっていて、それはそれで華やかなのかなと思う中での、主演女優賞を頂けて、いい思い出になりました。これからまたゼロになって頑張ります」と、ほほ笑みながらあいさつしていた。

 ■第22回東京スポーツ映画大賞
 作品賞:『アウトレイジ ビヨンド』
 監督賞:北野武(『アウトレイジ ビヨンド』)
 男優賞:西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、高橋克典、桐谷健太、新井浩文、塩見三省、中尾彬、神山繁(『アウトレイジ ビヨンド』)
 主演女優賞:松たか子(『夢売るふたり』)
 助演女優賞:該当なし
 新人賞:マキタスポーツ(『苦役列車』)
 外国作品賞:『ドライヴ』
 特別賞:故・大島渚監督

 ■第13回ビートたけしのエンターテインメント賞
 日本芸能賞:バイきんぐ、ハマカーン、アルコ&ピース、キンタロー。、ももいろクローバーZ、ゴールデンボンバー
 話題賞:壇蜜
 カムバック賞:高田文夫、鉄拳
 特別賞:松井秀喜、高見盛

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