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金爆キリショー たけしからの選出に恐縮!「バンド諦めないで来てよかったです」

 “金爆”こと人気ヴィジュアル系エアバンド『ゴールデンボンバー』が24日、都内ホテルで開かれた『第13回ビートたけしのエンターテインメント賞』授賞式に登壇。ビートたけし(66)がプレゼンター、司会はガダルカナル・タカ(56)、江口ともみ(45)が務めた。

 “東スポ”の愛称で親しまれる東京スポーツ新聞社主催。その年話題になった著名人に授与する賞で同紙の客員編集長でもあるたけしが審査委員長となり開催されている。同時に、『第22回東京スポーツ映画大賞』授賞式も開かれた。

 昨年末の『紅白歌合戦』ステージで日本の大晦日を熱狂させ、今年1月にはソフトバンクCMにも出演するなど人気ぶりを見せている金爆。たけしは金爆との接点について、「ニュース番組やってて、芸能ニュースで結構早い内から取り上げていたんだよ」と、明かすことに。

 このたびの受賞に「バンド諦めないで来てよかったです」と、鬼龍院翔(28)が語ると「楽器やってねえじゃねえかよ!」と、たけしからツッコミが。さらに、たけしが「実力あるんだろ?」と問うと、「楽器できません。むしろたけしさんに映画に出させてください」と言い出し、たけしは「エアーでだろ?」と、絶妙の切り返しを見せていた。

 終了後の囲み会見では、芸人らがネタを披露したのに対し、とくになにもパフォーマンスがなかったことについて、鬼龍院が「いつ振られてもいいように音源は用意していたんですけど、でも、やんなくてよかった。キンタロー。さんに壇蜜さんの間で、完全に今年消えるなという空気になっていたんで」と、苦笑い。

 報道陣から「ついにここまで来たなという感じは?」との質問が飛ぶと、鬼龍院は「たけしさんにお会いするのが初めてで、たけしさんに選んで頂くということで、これ以上は見当たらないというか」と、恐縮気味。

 人気に対するギャラの分配についても言及した鬼龍院は、「芸能活動に関しては4等分。CDにかんしては僕が著作権印税をもらっています」とのことで、メンバー全員それで納得しているそうだ。

 それに絡めて、壇上で、「自分のお金でキャバクラに行けるようになった」と喜んでいた樽美酒研二(32)は、「いまは満足しています。キャバクラ本当にいいです。ホワイトな姿で行く?行くはずないじゃないですか!」と沸かせ、「この受賞の喜びを誰に伝えたい?」と聞かれると、「キャバクラの姉ちゃんですね!」と、ニヤリと笑った。

 今後、楽器を演奏することがあるのかについては4人で「全然ないです。信じて下さい」と、なぜか必死のアピールしていた。

 また、先日一部報道で鬼龍院の中学時代の写真が掲載されたが、「怖いですねぇ。うちの家族は閉鎖的なんで家族だけは荒らさないでほしいですね。悪い記事じゃなくて、ちょっと嬉しかったですけど」と、率直な感想を。

 最後に今年の活動については、47都道府県ライブをするといい、鬼龍院は「ライブを観に来て頂けると、僕達がさほどおもしろくないということがわかると思います」と、言いつつも、「気軽にライブに来ていただけたら」と、アピールしていた。

 ■第22回東京スポーツ映画大賞
 作品賞:『アウトレイジ ビヨンド』
 監督賞:北野武(『アウトレイジ ビヨンド』)
 男優賞:西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、高橋克典、桐谷健太、新井浩文、塩見三省、中尾彬、神山繁(『アウトレイジ ビヨンド』)
 主演女優賞:松たか子(『夢売るふたり』)
 助演女優賞:該当なし
 新人賞:マキタスポーツ(『苦役列車』)
 外国作品賞:『ドライヴ』
 特別賞:故・大島渚監督

 ■第13回ビートたけしのエンターテインメント賞
 日本芸能賞:バイきんぐ、ハマカーン、アルコ&ピース、キンタロー。、ももいろクローバーZ、ゴールデンボンバー
 話題賞:壇蜜
 カムバック賞:高田文夫、鉄拳
 特別賞:松井秀喜、高見盛

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