お笑いコンビ『オードリー』の若林正恭（34）と春日俊彰（34）、落語家・笑福亭鶴光（65）が22日、東京・有楽町のニッポン放送内でラジオ番組『笑福亭鶴光とオードリーのオールナイトニッポン』生放送直前記者会見を開いた。
同局の深夜ラジオの代名詞となっているオールナイトニッポン45周年を記念し22日午後10時から24日午後10時までの時間のうちビートたけし、福山雅治、松任谷由実、中居正広ら豪華メンバーがパーソナリティとして担当する。鶴光とオードリーはオープニング、中盤、エンディングなどを担当することとなっている。
会見は放送30分前に行われたが、自然体な感じで現れた3人。鶴光は「初舞台にいるような感じ。局長とかいっぱいくるやんか。番組終わるときあんな感じよな」と同局局員を見てニヤリ。一方の、若林は「ニッポン放送内が盛り上がっている風で緊張しますね」というが、相方の春日はもっと緊張しているようで、「春日が台本読み込んでたんで大丈夫だと思いますよ」と、暴露することに。
45時間の長丁場には、鶴光が「配分考えんと。最初トバして行くとね」というと「トバしていきます！」と春日。そこにすかさず若林が、「大体最初からトバすとダメになる」と、鮮やかなツッコミを入れ、3人でのコンビネーションを見せる。
オールナイトニッポンは少年時代に聴いていたというオードリーの2人。思い出について、若林は「裕木奈江のオールナイトニッポンにはがきを送ったことがあります。読まれませんでしたけど」と、苦い思い出が。春日は、「全曜日聞いていたんですけど、何も思い浮かばなくて送ることができなかった」のだとか。これに若林が、「ラジオこんだけ聞いてて喋れないやつ珍しいですよね」と、まっとうなツッコミを入れ、春日も「そこが面白いところ。全然生かされてない」と、苦笑いだ。
鶴光のエピソードは放送中に地震が起こったことだそう。「ビックリしてとりあえず逃げようと思ったんですけど、とりあえずいとけと言われて、壁にある字を読めと言われて『ストーブはすぐ消せ！』って言うのを連呼した。それが、8月の真っ最中！次の週に誰がストーブつけとんねんアホ！って言われた」と、アクシデントを披露し、報道陣を爆笑させた。
「リスナーと生で会話できるという。一緒にやってて、なんか1つの仲間別の部分でできてくるんやね」と真面目に語った鶴光は、得意のシモネタも少しずつ出していくことを明かしつつ、「45時間楽しくどこを切っても楽しい番組やりますお楽しみに」と、PR。春日は、「ラジオの向こうに明日の春日いるんじゃないかと思います」と詩的なセリフも出たが、「3人いるのでマイクの取り合いになると思います。誰がマイクを取ってしゃべり続けるか。その辺が聞きどころ、見どころというか“耳逃すな！”」と、締めようとし、「聞き逃すなだよ」と若林がおいしいところはすべて持って行っていた。
ラジオ番組『オールナイトニッポン45時間スペシャル』はAM1242にて、22日午後10時から24日午後10時までぶっ通しで放送！
