お笑いタレント・ビートたけし(66)と松村邦洋(45)が21日、東京・有楽町のニッポン放送内でラジオ番組『ビートたけしのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)公開収録イベントを開催した。
1981年から90年まで木曜1部のパーソナリティを務め人気だったたけし。今回はオールナイト45周年を記念し、吉田拓郎、中島みゆき、松山千春ら豪華キャストがそれぞれパーソナリティを務める『伝説のパーソナリティが今を語る オールナイトニッポン 45時間スペシャル』でたけしがパーソナリティを担当。たけしがMCを務めるのは同40周年のときの5年ぶりとなる。
触れ込みではたけしによる囲み会見となる予定だったが、本日体調不良で休んだ放送作家でタレントの高田文夫(64)に会見で楽しそうに会話している様子を見てほしくないという配慮から急きょ会見を中止。約15分間の公開収録に当日切り替わることとなった。
そんな気遣いを見せたたけしだが、マイクの前に松村とともに立つと、開口一番「どうだ松村じゃねーだろ、高田文夫がいなきゃいけないだろ!追悼式典になっちっただろう、去年、逝っちゃったか本当は?」と、全力の毒舌を吐き、報道陣を爆笑させる。
しかし、たけしには“前科”があった。今月10日に出演予定だった高田主催の『我らの高田“笑”学校 ~しょの四十二』をおなかの具合が悪くなり「ずる休み」していたことに触れバツが悪い感じにも。
本収録の放送日の24日に合わせて、当日、東京マラソンの話題をすることとなったが、松村がほかのイベントのことを話してしまい、「収録というのがバレるだろ!バカヤロー!」と、たけしからツッコミを入れ、「いま東京マラソンを爺さんとか走ってるんだよ!」と、見え見えながらもフォローすることに。
そんな東京マラソンの話題では昨年約8ヶ月間、不整脈による心肺機能の疾患で高田が休養しいまはペースメーカーをしていることに「走れば世界記録出せるよ」など、言いたい放題だった。
そして高田による直筆メッセージを松村による高田のモノマネ風に読み上げられたことに、たけしが、「永六輔と似て分からねぇ!」とボヤキ報道陣を笑わせることに。「50周年生きてたらちゃんとやりましょう」との高田のメッセージには「ずうずうしい。棺おけに両脚が突っ込んでるのに」と、またも毒舌。
ほかにも、北野武名義でメガホンを取った『アウトレイジビヨンド』のヒットについて、「客入ってよかった」と、胸をなでおろしていた様子を見せる一幕もあった。
この抱腹絶倒の模様は24日正午の『ビートたけしのオールナイトニッポン』にて!