俳優・染谷将太(20)が7日、都内で『第37回エランドール賞』授賞式に登場した。
日本映画テレビプロデューサー協会が選定する、映画、テレビ番組作品、俳優、番組プロデューサーなどに送られる賞。次代の映画、テレビ界を背負う人には新人賞が贈られることとなり、染谷は、園子温監督(51)の映画『ヒミズ』などでの演技が光り受賞となった。
表彰のため壇上に上がった染谷は「新人賞は人生で1回しか獲れないので、嬉しいです。素晴らしい賞を本当にありがとうございます。今年で成人を迎えました。二十歳になっていいスタートダッシュになれたと思います。今後一層これからも、いままで通りにやれたらと思っています」と、抱負を述べた。
とくにショーレースを気にしていたわけではなく「もらえたんだという気持ちです」と自然体な染谷だが、今回の受賞に、「園子温監督の『ヒミズ』という映画で賞を頂いてそこから今があると思っているので、監督を含め、スタッフ・キャストのみなさんに感謝しています。それに恥じないように頑張りたい」と、謙虚な姿勢も。
今後挑戦したい役については、「顔を出さない役をやってみたい。仮面をつけて、動きだけで見せる役をやってみたいんです。顔を見せないのは難しいので挑戦してみたい」と意気込んだ。
また、成人となりお酒もたしなむようになったそうだが、「強くないと思います。顔に出て赤くなりました。きょうはスタッフの方と乾杯したい。まだ、失敗するほど飲めないですね」とのこと。今回の受賞の喜びは「家族に」伝えたそうだが、バレンタインについては、「最近母親からももらえなくなったので、まずは母親からもらいたいですね」と、貰いたい相手を明かし、笑いを誘っていた。
■『第37回エランドール賞』新人賞受賞者
・染谷将太
・尾野真千子
・松坂桃李
・武井咲
・森山未來
・真木よう子