女優・米倉涼子(38)が30日、東京・西新宿のTHE SAKURA DINING TOKYOで『Love40 第2の成人式』に出席し、司会はお笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建(41)が務めた。
「40代を愛していこう」をテーマにしているファッション&ビューティー誌『DRESS』(gift)が創刊1周年を迎えたことを記念しての読者イベント。自立した女性の40歳の節目を第2の成人式として祝うこととなり、『もう一度恋したくなる料理』をテーマに『料理の鉄人』などでも知られるヒロソフィーの山田宏巳氏、たいめいけんの茂出木浩司氏、ル・プティ・トノーのフィリップ・パットン氏、ハルヤマシタ東京の山下春幸氏というスターシェフがフルコースを振る舞った。米倉は同誌の専属として1年間表紙を飾ち続けたことからゲスト出演となった。
ラグジュアリー感漂う銀色のチューブトップ姿で登場した米倉。「専属で1つの雑誌のイメージをやらせていただくというのをやったことなかったので、自分を見つめ直すいい機会になったなと思いました」と、同誌が自分磨きのきっかけになったことを語り、「いくつになってもイキイキしていたい。それを『DRESS』の表紙で現せられたらと思うんです。いきいきするためにしていること?そんなにないんですが」と、苦笑交じりに抱負を語る。
40代をもっと自由にというテーマも含まれる本誌に、「普段、自由にやっているように見られているので、逆にあんまり自由にしすぎない。40になるとアラも見えてきて、自由の中でも許されないことも出てくると思いますし、大人らしい自由を追求をしていきたいと思っています」と、そこは少し慎重に活動していくと宣言していた。
イベントでは、読者の夢を米倉らの前で叫ぶという企画も展開。「20代のようなプロポーションになってCMに出たい」と叫んだ40代女性に対し米倉は、「20代のようなプロポーションを求めちゃいけないですよ。(肌の)張りとか違うのでいろんなことしないといけなくなりますよね。そっちに行っちゃうと違う方向に行っちゃいそう」と、そこはいさめると、山本編集長が「20代にはなれませんが、ありえない40代にはなれる」と、ナイスフォローで米倉も大爆笑。
さらに、「日々の生活に刺激がないので、これからは新しい自分に会いたい」という読者に対しては、「私もその気持ち、分かります!もっともっと楽しいことないのかなと、いま見つけようとしているんですけど、もっと壮絶な何かに出会いたい」と、遠い目をしだし、司会から、「恋愛はいかがですか?」と問われると、「恋愛もいいですけど、恋愛って壮絶じゃないですか」と、深みを感じさせるコメントが飛び出すことも。
そこで、過去の共演者で素敵と感じた人という質問がされると、「西田敏行さん大好きです。あんなに自由な方はいないです。なすことしゃべることが自分の中からでてきてるというのを感じます。橋爪功さんは73、4ですが、めちゃめちゃ男っていう感じの方ですごくSEXY。お話もできるし引っ張っててくれるし、どこから出ているのか色気が出ているんです。なんかエロさがある」と、年上の名前を挙げる一幕もあった。
そして、4人のシェフの前菜を実食へ。山田氏が『ホワイトアスパラの紫蘇ベーゼ いくらのサルサ』、パットン氏の『フォアグラの春野菜のトリュフ入りテリーヌ』、茂出木氏の『冷製ロールキャベツ、あんかけコンソメソースかけ』、山下氏の『春の桜鯛と苺の生雲丹和え 新和食スタイル』どれもに舌鼓を打ちニッコリ。「こんなのお家で出せたら」と、自身の生活にも参考にしている様子を見せていた。