人気アイドルグループ『AKB48』の“さやか”こと秋元才加（23・チームK）が14日、『東京マラソン2012 公式ガイドブック』（講談社刊）の発売記念、記者会見に出席し、10万円以上の寄付をして走るチャリティランナーとして出場することを宣言した。
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黒のスモッグにベージュのサテン生地のパンツ姿と、少しばかりドレッシーな姿で登場したさやかは、「一人だと緊張するなぁ…」と、照れつつ、「昨年は、自分のために走り、応援していただいて人の温かさを感じたものでしたが、今年はチャリティランナーとして、誰かのために走りたいと思って、急きょですが参加を決定しました」と、2年連続出場の経緯を説明した。
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さやかは、2010年10月、マルチクリエイターの広井王子とのお泊り愛を報道され、騒動の責任を取る形でチームKのキャプテンを辞任。そのケジメとして今年2月に開催された『東京マラソン2011』に出場し、6時間50分6秒というタイムで見事完走。
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AKB48の体育会系キャラながら、マラソンが苦手だったさやか。それでも時間内に完走した頑張りが認められ、プロデューサーの秋元康氏（55）から、チームKのキャプテン復帰とともに、派生ユニット『DiVA』結成のご褒美をもらった。
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今年の目標は、「昨年は完走がギリギリだったので、6時間きって、成長した姿を見せたい」と、意気込みを語った。今年、完走したら、「主要メンバー入り」を、オネダリするそうで、「まだまだ主要選抜メンバーとは言えません。『上からマリコ』の時にはオイシイ思いをさせてもらいました…」と、久々の選抜メンバー入りを振り返った。
チャリティランナーは、「家族」「未来」「命」「夢」「暮らし」という5つのテーマ別に設けられた各協力団体への10万円以上の寄付で、フルマラソンのみ大会に参加できる制度。
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母親がフィリピン人というさやかは、幼いころにフィリピンを訪れ、貧しい地域があることを自分の目でみていることから、「将来フィリピンの子どもたちのために何か力になれたらいいなと思ってました。このチャリティはフィリピンの医療機関にも寄付しているので、親孝行にもなるし、私が昨年走ったことで“元気をもらった”と、お声をいただいたこともあったので、お世話になった人たちにお返しできたら…」と、思いを語った。
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マラソンへの出場を報告しているメンバーは少ないらしく、「この会見がしっかりとした報告かも」と、苦笑い。またAKB48で一緒に走りたいメンバーには大島優子の名前を挙げ「（大島が）お尻をペンペンたたいてくれたら走れそう」と、参加を呼び掛けていた。
また、バラエティーにじゃんけん選抜メンバー入りと、活動の幅が広がったこともあり今年の漢字は“広”で、「マラソンではランニングウェアをだれよりも格好良く着こなして、次のチャンスをつかみたいです」と、向上していくことを誓った。
同ガイドブックは、2011年の東京マラソンでフルマラソンを見事に完走を果たしたさやかのインタビューが巻頭に掲載され、昨年のマラソンで完走した32,415人の記録や、新宿、銀座、浅草などの観光地と観戦ポイントも紹介しており、観戦者も楽しめる一冊となっている。
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東京マラソンは来年2月26日（日）開催、チャリティランナーの募集は12月16日（金）午後5時までの受付となっている。
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同ガイドブックは、1,050（税込）で発売中。
