
女優・水崎綾女(23)が16日、東京・六本木のCLUB ZOO TOKYOで行われた『club ユダ』イベントにお笑いタレントで俳優の板尾創路(49)、元No.1キャバ嬢で作家の立花胡桃(31)とともに出席した。
1月26日に公開される水崎主演の映画『ユダ』(監督:大富いずみ/配給:アイエス・フィールド)の公開を記念し、キャバクラ店がひしめく六本木にて、一日限定で『club ユダ』をオープン。同映画にちなんだインターネット投票『伝説のキャバ嬢総選挙』の最終選考に残ったファイナリスト26人が、『club ユダ』で通路ウォーキングや接客を行い、水崎、板尾、立花らがそれを審査した。
約3000人のオーディションの中から勝ち抜いて、胡桃という名でNo.1キャバ嬢にのし上がっていく絵里香役となった水崎は、胸元が大きく開いた真っ赤なドレスで登場。「私も選ばれる側なので、きょうは審査員的なこともやるということで、ドキドキしています。No.1の方たちの技を盗んで、女子力をアップしたいと思います」と挨拶し、自ら報道陣に烏龍茶を配る大サービスだ。

絵里香にハマっていく太客役の板尾は、男をつかむ秘訣を「高2の夏休みをどう過ごしたかじゃないですかね」と指南し、報道陣も爆笑! 約1時間の審査が行われ、『ズー東京』の茜まなみさんが、全国5476人のキャバクラ嬢の中から見事、グランプリとなった。
ドレス1年分やつけまつ毛1年分、ウコン1年分などキャバ嬢の必需品を贈呈された茜さんは、「なんか夢見ているみたい。昨日の夜も緊張して全然眠れなかったけど、私なんかがグランプリいただいてありがとうございました。きょうまで応援してくださったお客様、スタッフ、キャストの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と、感激の涙。
水崎は「ファイナリストの皆さん、本当にステキでかっこよかったです。皆さんNo.1の方たちなので、各店舗に帰って、武勇伝を語ってもらえたらと思います」と激励の言葉を送り、同映画の原作者であり、元No.1キャバ嬢である自身の過去をつづっている立花は、「きょう選ばれなかった人たちも、これからは自分で伝説を作っていってほしい。選ばれたまなみちゃんは、板尾さんが『俺、あの子だと思ってたんだよ』って私に耳打ちしてくれたんですよ」と板尾の確かな眼力も明かす。これを受け、板尾は「グランプリの彼女には、これを機に『R-1ぐらんぷり』にも出てもらいたい」と、芸人らしく笑いをとった。
その後の囲みでも、「夢なのか現実なのかわからない」というグランプリの茜さんに、立花は「このへんがNo.1ぽいね。媚売ってるもん! チャンスをつかもうとしてる。100点満点ですね。末恐ろしい」とチクリ。同映画で10キロの減量に成功した水崎にも、「私が『板尾さんかっこいいですね』って言うと、水崎ちゃんがやきもち焼いて、『私、寂しい』とか言うの」と矛先を向けた。
だが、水崎は役に入り込んでしまい、「こっちが撮影先なんです! きょうだけは壇蜜さんに取られたくない!」と板尾の腕をつかみ、『私の奴隷になりなさい』で、板尾と激しい絡みを演じた壇蜜(32)に対抗心むき出し! 『ユダ』でも水崎とラブシーンを演じている板尾だが、「そのシーンが朝一番だったので、仕事とはいえ大変だった。注文を全部受け入れながらやるのは。もう必死ですよ」と、壮絶な現場だったよう。
水崎が「楽しくやらせていただいたので、あのシーンは板尾さんでよかった」とラブコールを送ると、板尾は「お待ちしております。また、そういうシーンがあったら」とニヤけていた。
改めて、『ユダ』の見どころについて、板尾は「ファイナリストの人といろんな話しましたけど、みんな共通するのは『お客さんとは観れない』って言ってましたね」と、キャバクラ通いの男性にはリアルすぎる現実を告白。水崎は「一人の女の子がとあることをきっかけにキャバクラという世界でのし上がってくんですけど、監督もカメラマンも女性なので、女性目線で進んでいく話。凄く繊細な部分と、男性には出せないサバサバした部分、ギラギラした部分が出せたと思います」と語った。





