モデル・中村アン（25）が16日、東京スカイツリータウン内のすみだ水族館にて行われた『第9回 オリックスマネー川柳』発表会に出席した。
2004年の開始以来、サラリーマンのさまざまな胸の内を川柳にしたためて発表することで人気の『オリックスマネー川柳』。今回も7万句を超える応募があり、その根強い人気を見せている。
『親のスネ iPSで 直したい』という句に、中村は「私もiPSでたくさんやり直したいですよ」と感想を述べたり、『ままごとも パパの小遣い 2万円』には「少ない…」とポツリとつぶやくなど、川柳を詳しく知らなくても楽しんでいた様子。大賞の『総理の座 程にお金が 回らない』に、中村は「学校みたいに1年に1回替わってるんですね」と考えているようだった。
終了後の囲み会見では、『親のスネ iPSで 直したい』『ままごとも パパの小遣い 2万円』が「すごい面白い！」と絶賛。それでも「2万円はやっぱり少ないですよね」と同情しつつ、自身の小遣いは「8万円くらい使ってるんです。お洋服とか、電化製品とかを買っちゃいますね」と、苦笑い。
報道陣からお金の管理は厳しいかを尋ねられ、「ちゃんと節約できるところをしないと、と考えています。大学卒業して、社会人になってからお金のことを考えるようになったんで」と、そこはしっかりしているそう。『白馬より 低燃費車の 王子様』にかけ、王子様はどんな王子様がいいかを聞かれると、「優しい王子様がいいです。ちょっとワイルドな感じもほしいかな」と、理想を挙げた。
今回のイベントに出演したことで、川柳を「身近につくっていいんだ。作ってみよう」と好印象だったという中村は、『総理の座 程に仕事を もらいたい』と大賞の句をもじり「たくさんもらえたら」と、笑顔を見せると、報道陣から「恋愛より仕事？」と質問され、「今は大事なときだと思うので、恋愛に現は抜かさずに…。とはいえ仕事だけという女の人にはなりたくないので、バランスを取りつつ王子様を待ってます」と、ちゃっかりした一面も見せいていた。
今年の抱負を、「もっとみなさんに私を知ってもらいたいと思っています！」と、気合を入れていた。
○マネー川柳大賞
・総理の座 程にお金が 回らない【チョコバンク】（熊本県・40代・男性）
○オリックスグループ賞（5句）
・親のスネ iPSで 直したい
・ままごとも パパの小遣い 2万円
・好景気 知らぬ子供が もう二十歳
・白馬より 低燃費車の 王子様
・借金が ワイルドだろう この国は
○優秀賞
・入学金 偏差値よりも 高いのね
・お小遣い 0増5年 続いてる
・言いづらい きゃりーぱみゅぱみゅ 含み損
・ひと粒の 真珠をねだる 金メダル
・イクジイは 体力気力 知恵サイフ
・上げ方が ワイルドだぜぇ 消費税
・小遣いを 減らせば帰宅 早すぎる
・カネ一番 スマホが二番 カレ三番
・遠恋を LCCに 試される
・無駄使い するな！と孫に ムダ使い
・ワンコイン 響きのよさに 緩む紐
・エステ代 美魔女が削る 生活費
・お父さん 給油と老後 セルフでね
・六文銭 だけでは足りぬ エンディング
・お小遣い 実効支配 する女房
・家計簿の 第3極は 子の稼ぎ
・太陽の リングでやっと プロポーズ
・復興の ダシが効いてる 甘い汁
・近いうち 返すと国が 金を借り
・飛行機も 乗れると妻が ワンコイン
