『第63回 紅白歌合戦』リハーサル最終日が31日、東京・渋谷のNHKホールで開かれている。
まずは、司会の『嵐』は白を基調とした和装、堀北真希は紅い和装といよいよ本番モード。本日はトップバッターの紅組・浜崎あゆみ(34)から順番にスタートすることとなり『NYC』の『NYC紅白メドレー』はジャニーズJrらによる息の合った『100%勇気』などの3曲。
続いて、『SKE48』。“れな”松井玲奈(21、チームS)が29日の囲み会見で「メンバーの個性や、得意技が入った、構成になっていて、息が合ってなきゃできない仕掛け的なものが、気に入っている」と言っていたが、まさに、そのとおりのもので、メンバーそれぞれが、布を手に持ち、タイミングよく上げていく姿や、一気に下ろした時の爽快感などが楽しめるものだったり、個性を生かし間奏中に研究生の藤本美月(17)の得意のバック転とバック宙という大技もキメるシーンがあるなど、見どころ満載だ。
“金爆”はそんなアクロバティックな後に登場。下半身発言などで物議を醸している樽美酒研二(32)がこの日はなんとマスク姿ながら素顔!そこからのぞく目などは以前から言われていた通りまさにイケメンそのものだ。曲の途中から客席にメンバーが降りだし、パフォーマンスを始め、ラストはゲスト審査員席前でポーズを取る、スタイリッシュなものとなった。
後の『AAA』は七色で爽やかな感じに、中島美嘉(29)はクリスマスを彷彿とさせる映像で、雪のような演出とともに幻想的なステージを展開。続く、『三代目 J Soul Brothers』は虹のようなプリントの上着で現れ、『花火』という切ないラブバラードを、そのキレのいいダンスでしっとりと表現するハイパフォーマンスを見せる。水樹奈々(32)はゴシック調で上着が紅、スカート部分が白とコントラストで見せながら伸びやかに歌唱していた。
HYの『いちばん近くに』は朝の連続テレビ小説『純と愛』に楽曲が使用されていることから、主演する夏菜(23)と風間俊介(29)が司会とともに登場。夏菜がドラマについて、「前半は幸せなところからですが、後半からはその逆になります」とアピール。そして、曲を紹介しようとした瞬間のこと。風間が何かのタイミングを間違ってしまったらしく、事務所の先輩の二宮和也(29)から叩かれてしまうことに。シュンとする風間に、夏菜は少しオロオロしているような様子を見せていた。
午前リハラストは、巨大衣装となる水森かおり。スタート時は、そうでもない感じに見える4メートルの高さからスタートするが、ダンサーが裾を広げ出すタイミングで、グングンと衣装が大きくなっていくことに。いつしかバックの階段より高くなる6.3メートルに達し、天井にも届くのではないかと思えるほどの圧巻の様子を見せていた。