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和田アキ子 勘三郎さん、森光子さん被災者らさまざまな人へ愛届ける!金爆には呆れ顔

和田アキ子 勘三郎さん、森光子さん被災者らさまざまな人へ愛届ける!金爆には呆れ顔
アッコ節がさく裂した

 『第63回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで開かれ紅組で出演んする歌手・和田アキ子(62)が登場した。

 “芸能界のご意見番”としても知られる和田。紅白出場も36回を数え、女性歌手として単独で最多の出場回数を誇ることとなった。近年は『あの鐘を鳴らすのはあなた』などの歌唱が多かったが、今年は『愛、とどきますか』。今年亡くなった親友の森光子さんや中村勘三郎さんを思って歌うといい、22日放送の自身がパーソナリティを務める『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送、土曜・午前11時~)では、同曲の久々の歌唱に気合を入れる発言なども見られていた。

 「小林幸子のことは言わないですよ」と”先制パンチ”で笑わせた和田。今回の楽曲に、「27日(本葬で)、哲ちゃんにはもう自分の中ではお別れをしたつもりなので。森さんもそうですけど、お二方とも私的なお付き合いのほうが長くて、自分が話すと、ちょっと軽く感じるんですよ。今回はそのお二方に向けて歌うというのは、後でおうかがいしたことであって。もともとこの『愛、とどきますか』って野口英世さんと母・シカさんの『遠き落日』という映画の主題歌。もちろん愛を歌で届けたいという今回のコンセプトがあるので、まだ仮設住宅に住んでいる方もいらっしゃるし、お亡くなりになった方もいる。そういう方たちに向けて愛を届けて歌いたいと思っています」と、2人だけではないさまざまな人へ歌っていくという。

 今年については、「45周年に突入した。中学は出たけど、高校を3日で中退して、それで45年やってこれたのは皆さんの支えがあったからで、物凄く感謝しているんですよ。自分の歌で元気をもらったとか言ってくださる人もいるし、この間ディナーショーも終わって、感謝、感謝の一年でしたね」と振り返る。

和田アキ子 勘三郎さん、森光子さん被災者らさまざまな人へ愛届ける!金爆には呆れ顔
和田アキ子

 身体の調子は万全とはいかず、「いまも腱鞘炎ですし、左手リウマチ出てきましたし、腰は悪いし、首も頚椎椎間板ですから、満身創痍です」というが、「けど、声は出ますから。いつも自分が言っているシワになってもシミになってもお尻垂れようが、声さえ出ていれば歌い続けたい」と、歌手魂を見せた。

 数年前には紅白リハの帰りに交通事故に遭うというまさかの災難もあったが、「ちょうどこの前ですよ。もともと首弱かったけど、あれからまた首おかしいんですよ。嫌なこと思い出させるね」と言いつつ、笑うことも。

 来年へは、「マジで45周年に突入ですから、コンサートに向けて、ウチのマネージャーに言わせると、私に足りないものは『自信と余裕』らしいんですよ。ちゃんと悔いのないように今年歌い収めして、来年1年音楽を楽しんでみたいですね。全然楽しめていない。緊張しまくりで。全部が全部じゃないけど、最初から楽しめて歌えたことないですね。ついこの間、(吉田)拓郎ちゃんのコンサートにも来たけど、何回もここに来ているけど、いまだに緊張するので。頑張りたいです」と希望を述べていた。

和田アキ子 勘三郎さん、森光子さん被災者らさまざまな人へ愛届ける!金爆には呆れ顔
和田アキ子

 また、4人組人気ヴィジュアル系エアバンドのゴールデンボンバーについて質問が飛ぶと、「どうするかね、あれ? 大丈夫? バカだね。2回も言って。もっとウケること言えばいいのに。なんか食べたりするのはまだ許せるけど、民放ではいいけど、紅白ではダメでしょう。31日に懸けてる人がいっぱいいるわけですから」と、呆れ顔で、「彼らのパフォーマンスがもしそうだったとしても、出すべきではないですね。でも、見るでしょうね。真面目にやってるのを見たい。もともと楽器だって何もできないんだからさ。ああいう人たちも入るっていうのは紅白歌合戦の面白いところ。氣志團だっけ? あれ見てればわかるんじゃないの。お呼びがかからないって」と、アッコ節がさく裂していた。

 今年の衣装については、「白です。45周年ということもあって、どんな色にも染まりたいし、初心にもう一回戻りたい」と、謙虚に語り、本番へと臨んでいくこととなった。

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