『第63回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで行われ、白組出場の歌手・森進一(65)が登場した。
今年4月、36年前のアルバムに収録された『女坂』をリメークし、話題となった森。歴代一位となる45年連続出場となる今回は前半トリを務め、紅白で30年ぶり2度目の『冬のリヴィエラ』を歌う。
本番衣装は黒いタキシードでキメるという森。息子のONE OK ROCKの森田貴寛のことに触れ、「僕はとくに変わりないけど、家族が子どもたちが自立した年でした」としみじみしつつ、「嬉しい」と祝福する。
来年の活動については、「毎年のコンサート。仕事が決まってますけど、特別なことはないですね」と、順調なようで、「間違いなくしっかり歌いたい、いままでに間違えたことがない。40何回出ていて、そのときに間違えないように歌いたい」という森。同番組出演ではベテランの域だが、「どの番組も緊張します。ただ紅白は、わしゃわしゃしていて、自分の雰囲気を作る時間がない。いろんなものにのまれやすいので、自分を貫き通さなきゃいけない」と、自戒するように話していた。