俳優の矢崎広（25）が17日、都内で『DA2-DANZIN[ダッタンジン]緊急初来日会見〜真似事だけどけっしてお咎め下さいますな〜』を林剛史（30）、辻本祐樹（27）、二瓶拓也（28）、滝口幸広（27）と行った。
1月6日から青山劇場で上演される舞台『ドリームジャンボ宝ぶね〜けっしてお咎め下さいますな〜』の一幕に出演する謎のユニットDA2-DANZIN。“噂の蒙流（もうりゅう）ユニット”として冗談めいて登場した彼らだが、もちろん全員日本人。おそろいの衣装で登場するとどこかで見たことあるような片言の日本語で挨拶で複雑な笑いを誘った。
シェイクスピアの『真夏の夜の夢』をベースに「明治維新の時代に妖怪や新選組、ラジオ体操、ダッタンジンが入った舞台」（矢崎）というはちゃめちゃな舞台らしく、舞台の勢いそのままにオリジナルデビュー曲『ダッシュ＆キック』を報道陣と集まったファンの前で披露。報道陣から「最近覚えた日本語は？」というお決まりの質問に日本語で答えていた。
矢崎は「舞台の中で『ダッタン人の矢より早く』というシェイクスピアの台詞があるんですけど、そこで僕らが“DA2-DANZIN”として登場します」と明かし、林は「踊って歌ったり、まだ他にも出番がありますので、観てのお楽しみです」と続けた。しかし、足元はよく見ると長靴。そのことを指摘されると林は「まだ衣装にお金をかけられない」と苦笑い。滝口は「（作業用品の専門店）『ワークマン』です」と笑いを誘った。
メンバーでやってみたいことは、という質問には辻本が「せっかくなのでみんなとモンゴルに行ってみたい」と語ると、林からは「目指せ紅白ですよ！」と怪気炎。現在稽古の真っ最中という舞台について「ほんとうにいろんな方が出ていますので、楽しみです」と意気込みを語った。
ダッタン人（韃靼人）とは、中央アジアを中心に住むモンゴル系の人々を指す総称を指し現在はタタール人と呼ばれる。シェイクスピアの劇『真夏の夜の夢』では妖精のパックが、惚れ薬を取りに行く時の掛け声で「韃靼人の矢より早く！」と叫ばれる。
