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宮崎駿、高畑勲両監督ジブリ新作が来年公開発表!『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』に

 スタジオジブリの宮崎駿監督(71)と高畑勲監督(77)が2013年に最新作を公開することが、分かった。

 宮崎監督の5年ぶりとなる新作は、実在の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)設計士・堀越二郎氏の生涯を描く『風立ちぬ』。実在の人物を主人公にするのは初めてで、恋物語も絡めて描くという。また高畑勲監督(77)が『かぐや姫の物語』を製作し、来年夏の同じ日に公開するという。2人の作品がそろって公開されるのは、1988年に2本立て上映された『となりのトトロ』『火垂るの墓』以来25年ぶりとなる。

 14日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツ各紙が報じており、『風立ちぬ』は宮崎監督が監督・脚本・原作を務めるという。

 宮崎監督の父親は航空機の部品工場で働いていたこともあり「この作品で自分のおやじを知りたい」とのことで、来年6月ごろの完成を目指しているとのこと。声優陣は未定だが、音楽は、多くのジブリ作品に参加した作曲家久石譲氏が担当するという。

 また、高畑監督の作品と同日公開になったことについて、観客を取り合う懸念を聞かれた鈴木プロデューサーは「1足す1は3ですよ。宮さん(宮崎監督)も武者震いしていた」と、話していたという。

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