女優・森光子さん（享年92）と親交が深かった俳優・東山紀之（46）が、森さんへお悔やみを述べた。
東山と森さんは1986年のNHK紅白歌合戦で、審査員を務めた森さんから「東山さん、あなたのファンです」と声を掛けられたことがきっかけで親交が始まった。88年には森さんが大阪・新歌舞伎座で行われた東山の初座長公演『沖田総司』を嵐の中、観賞しにきてくれたことで、「その時、この人にはきちんとしなければと思った」という。
16日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ各紙が報じており、その後は2人きりで何度も食事に出かけ、ドラマや舞台でも共演。40歳以上の年の差がありながら真剣交際も噂されたが、「森さんには、みんなにそう言わせる美しさとパワーがあった」と、語った。
2週間前に見舞いに行ったのが最後だったそうで、「いつもの笑顔を見せてくれた。“仕事に行ってきます”と言うとニコニコ応じて見送ってくれた」と振り返る。
その後の急変に「僕に心配かけまいと、この時期に天国に行ったのかな」。妻で女優の木村佳乃（36）が第2子を妊娠していることも報告済みで「喜んでくれました」と明かした。
