/三笠宮寛仁さまご逝去…家族に見守られ息を引き取る

三笠宮寛仁さまご逝去…家族に見守られ息を引き取る

 三笠宮家の長男・寛仁(ともひと)さまが6日午後3時35分、東京・千代田区の佐々木研究所付属杏雲堂病院で亡くなられた。66歳だった。

 1991年に食道がんを切除する手術を受けて以降、喉や舌のがん治療に伴う手術を繰り返した。昨年12月から今年3月にかけて2回手術し、入院療養を続けていたが、5日夜までに腎臓や肝臓の機能が低下したという。死因は多臓器不全とみられている。

 7日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ、デイリースポーツ各紙が報じており、宮内庁によると、亡くなる直前、病室には母の百合子さま(89)を始め、長女・彬子(あきこ)さま(30)と次女・瑶子(ようこ)さま(28)らが「お父さま」と呼び掛ける中、息を引き取ったという。

 天皇陛下のいとこで、“ひげの殿下”として親しまれた寛仁さま。若いころから福祉に関心を持たれ、障害や病気とともに生きる人と同じ目線に立ち、支援に奔走。重度障害者の自立を支える社会福祉法人「ありのまま舎」(仙台市)の運営にも長年にわたって関与。昨年12月、ありのまま舎の幹部が手術を控えた寛仁さまと面会した。「退院したら詳しく(運営の)相談に乗るからな」。やっと聞き取れるほどの弱々しい声だが、気丈な様子だったという。

 ご葬儀は、皇室の伝統にのっとって進む予定で、7日にも、一般の入棺にあたる『お舟入り』や、皇族方が最後のお別れをされる『拝訣(はいけつ)』が行われる見通しとなっている。