
お笑いコンビ『南海キャンディーズ』の“しずちゃん”こと山崎静代(33)が6日、都内で行われたディズニーアニメ映画『オズ~はじまりの戦い』(監督:サム・ライミ/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)の「オズツリー点灯式」イベントに出席した。
あの少女ドロシーが迷い込んだ“魔法の国・オズ”誕生の物語。作家ライフマン・フランク・ボーンが生み出した伝説的ファンタジー・キャラクター<オズ>がいかにして、偉大な魔法使いとなったのか。いま、その謎が解き明かされるバトルファンタジー。
お笑い界で本気の闘いをしている魔女ということで、オズと戦う“緑の魔女”に変身して登場したしずちゃんは、「魔女というのは、美女ということですか?」と、いつものリアクション。「鏡見た時にびっくりしました。カエルの化物みたい」と、笑わせた後、「緑は大好きで、服も緑が大好き、コケが大好きなので、コケの色になれたのが嬉しい。森の中に潜んでいても、身を隠せる」と、まんざらでもない様子。
全身が緑というのは、初めて。メイクは1時間ほどで完成。服も特注で、「似合っている。最初で最後だと思うので、しっかり頑張りたい」と、語った。

実際魔女だったら、「山ちゃんを元の姿に戻してあげたい。あれは仮の姿なんですよ。本当はヘドロなんです。本来の姿に戻してあげたい。いろんなものにこびりつく習性がある。私もこびりつかれていた。魔法を解いて戻してあげたい」と、笑わせた。
少女ドロシーが魔法の国・オズに迷い込む物語は、「子供の頃から親に読み聞かせてもらった。高校生の時に劇やった。ドロシーの役をやりたかったんですけど、何故かストーリーに関係ないデッカイ大木、岩の役しかもらってなかった。今回もまた、ドロシーではないですけど、人間なのでいっか」と、前向きに捉えた。
クリスマスは、いままでナニもしたことないそうで、「すてきな男性と一緒に過ごしてみたいなぁ」と、乙女心を吐露すると、「お会いしたことはないんですけど、この人、合うんちゃうかなぁという人はいます。俳優の森山未來くんです」と、いつものパターンで、堂々と告白すると、会場からは笑いが起こる。
本人はいたってマジメで、「たぶん合うと思うんですよねぇ。自然体で、言葉かわさなくても一緒に入れる関係」と、妄想力は健在。

オズみたいに自己中心的で憎まれない、母性本能くすぐられるタイプは?と聞かれると、「あまり好きじゃないですかねぇ。母性本能くすぐらないけど、自己中心的というところが相方を思い出した。あまり好きじゃない」と、キッパリ言い、笑わせる。
また、しずちゃんは、12月20日にボクシングの復帰戦を控えていて、クリスマスイブが最終日だそうで、「それに出場したいと思います。今日の魔女の勢いで一生懸命がんばりたいと思います」と、健闘を誓った。
スパーリングやロードワークなど、練習も積んでいるそうだが、「あと2週間しかないけど、全部仕事している。体調管理しないと」と、二足のわらじをギリギリまで続けるというハードスケジュール。優勝の自信は、「ミドルはそんなにいないので、出場者の数は少ないと思う。前回の全日本で優勝させてもらっているので、いうならば防衛戦みたいなものなの。絶対に防衛したい。2連覇したい」と、強い決意で臨む。
決勝は24日で、「優勝して自分にも、まわりのお世話になっている方にも優勝をプレゼントしたい」と、勝ってクリスマスプレゼントとなるか。
また、胃がんが見つかり、手術することになったお笑いコンビ『雨上がり決死隊』の宮迫博之(42)について、「早期発見なので、早いうちに直してしまえば、早く復帰できる」と、エールを送った。
若き奇術師オズが乗り込んだ気球が竜巻に襲われて、未知の国に迷い込んでしまった。そこは、息を飲むほど美しい“魔法の国・オズ”。だが、いまやこの国は邪悪な魔女の支配に苦しめられていた。<オズ>と呼ばれる偉大な魔法使いが彼らを救うという予言に登場する救世主と同じ名前を持つ奇術師・オズ。西の魔女と東の魔女の姉妹に導かれ、邪悪な南の魔女と対決することに・・・。
同映画は、2013年3月8日、3D・2D前世界同時公開






