ロンドンオリンピック「ボクシング男子ミドル級」金メダリスト・村田諒太(26)が6日、東京都・板橋区役所で、「東京都知事選挙」と「衆議院議員選挙」の期日前投票を行い、「若い世代が一番、政治に文句言っているのに参加しない。投票に行こう」と、PRした。
いままで、期日に投票していたという村田は、「期日に投票できる人生だと思っていたので、バタバタする人生になると思っていなかった」と、ロンドンオリンピックで金メダルを獲得後、環境の変化に驚いた。
16日の当日は、仕事が入っているそうで、「(投票は)都民の役目として重要なこと。期日前投票できてよかったです。特に、問題もなくスムーズにできましたし、よかったですよ」と、初体験となった期日前投票をした感想を振り返った。
選択したポイントを問われると、「いまの東京都が好きなので変化は求めないです。スポーツ選手として、オリンピックの誘致という道について、成功すればいいなぁ。引き続きやってくれそうなところ、人を考えた」と、「継続性」を重視したという。
また、投票をしない若い世代が増えていることについて、「若い子ほど(政治に)文句言いますよね。日本人は、政治に対して文句言うくせに参加しないというイメージある。参加することが一番。参加することは重要なことと考えている。
今年1年を振り返り、「いい1年ですし、最高の1年間でした。また、新しい1年に向かってスタートしなければいけない。今年は今年で、来年は来年で、新たな目標を立てて、やっていきたい」と、もうスタートを切っているという。
今年、ヤリ残したことについて問われると、「オリンピック後に、さんざん嫁と喧嘩したので、喧嘩もヤリ残したことないし…忘年会ぐらいですかねぇ」と、笑わせて、会場を盛り上げた。オリンピックいったスタッフや回りの方たち、仲間とともに、「ありがとう会」をやりたい
「来年の行動が必要になってくる。自分なりにボクシング関わる上で、ナニがベストなのか、考える年にしたい」と、気を引き締めていた。
「東京都知事選挙」と「衆議院議員選挙」は、12月16日、即日に投開票が行われる。