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六本木クラブ内襲撃事件で死亡の藤本さん8月下旬にもトラブル

 東京・六本木のクラブ内で2日未明、飲食店経営者の藤本亮介さん(31)が鉄パイプのようなものを持った10人の男のグループに襲撃・暴行され亡くなった事件で、藤本さんが8月下旬にも同じ店で若い男4人とトラブルになっていたことが5日、分かった。

 事件があった夜はヒップホップのイベントがあり、約300人の客でにぎわっていたという店内。2日未明に乱入した10人は藤本さんだけに集中して殴りかかったといい、約1分間の暴行後、男らは他の客には手を出さずに外苑東通り沿いに止めて置いたバン数台に乗って逃走していた。

 6日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ各紙が報じており、事件の際に一緒に入店した友人らは「襲われる直前にトラブルはなかった」と話しており、捜査1課は前回のトラブルと事件との関連を調べている。同課によると、8月に店内で騒ぎになった際には、原因は不明なものの、若い男らが藤本さんのボックス席まで来て謝罪したという。

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