
「アジアのプリンス」と呼ばれる“グンちゃん”ことチャン・グンソク(24)と「ラブストーリーの女王」と呼ばれる韓国女優のキム・ハヌル(33)が21日、都内で行われた映画『きみはペット』(監督:キム・ビョンゴン/配給:東宝東和)の初日舞台挨拶に登場し、会場を埋めた900人の女性ファンに、悲鳴を上げさせるような衝撃発言をした。
2003年に松本潤(28)と小雪(35)主演でドラマ化もされた、累計400万部を超える小川彌生の人気コミックを初めて韓国で映画化。職場を左遷され、恋人には捨てられたエリート女性編集者(ハヌル)と、彼女に拾われた年下の美男ダンサー(グンソク)が“ご主人とペット“として奇妙な同居生活を繰り広げるラブコメディー。
かつて『着信アリFinal』(06年公開)の完成披露試写会以来、6年ぶりとなる舞台あいさつに、グンちゃんは、「緊張してブルブルしていました。今回は映画館での舞台あいさつということで、まるで本物の俳優になったよう」と、流ちょうな日本語で、ちゃめっけたっぷりに語った。
ハヌルは、「初日にこんなにたくさんの人に来てもらい、本当に、本当に、本当にうれしいです。楽しんで」と、語った。
司会者に、「韓流のプリンスがなぜ今、ペット役を引き受けたのですか?」と質問されると、グンちゃんは、「う?ん、正直お金がなかったんです!」と、通訳なしで、ジョークを交えて、笑わせた。

さらに、実際、ハヌルのペットになったらと問われると、「ハグして、チャンスがあったら(その先の)いろんなこともできるかと思います」と、ニヤリと語ると、会場を埋め尽くした900人の満員の女性ファンから、いっせいにキャーと悲鳴が上がる。
それを受けてハヌルは、「私の気分が良ければうれしいかなと思うけど、気分が乗らなければイマイチかな」と、劇中と同じ“ご主人様”目線で語り、グンちゃんも苦笑いだった。
また、1月23日が旧正月に当たることから、2人は書き初めを披露。
グンちゃんは、漢字に加え、“2ちゃんねる”語も交え、「笑www」とした。最近、友達にメールするときに、この漢字を使っているそうで、「笑顔になって楽しみながらやれば何事もできる」と、メッセージを送るとともに、「みなさん、この映画をみて笑顔になってください」と、語った。
ハヌルはハングル語で「気絶」と書き、「日本での公開がうれしいという気持ちと、日本で(観客が)500万人くらい入って、私があまりにもびっくりして気絶するくらいうれしくなればいいな、という願いを込めました」と、祈願した。
同映画は、全国ロードショーで絶賛上映中。
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