/市川さん悲報に役所、ショーケン、宮崎あおい、三田佳子らお悔やみ

市川さん悲報に役所、ショーケン、宮崎あおい、三田佳子らお悔やみ

 10日に肺がんのため亡くなった脚本家・市川森一さんの悲報に、生前縁のあった俳優・女優らが悲しみのお悔やみを寄せている。11日付のサンケイスポーツ、日刊スポーツ、デイリースポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン、東京中日スポーツ各紙が報じた。

 ●同郷の長崎・諫早市出身で“東京の兄”と慕っていた俳優・役所広司(55)
 「本当に残念。がっかりです。兄の同級生でしたし東京にいる兄代わりでした。食事をするとすぐに国(長崎)の言葉が出たりしてましたね。一見ノーマルだけど、やはり作家として毒があるんですよ。ユーモアセンスも抜群でした。諫早の歴史や、隠れキリシタンの話を伺いたいと思っていたのに…信じられないですね」

 ●30年来の親交があり家族ぐるみの付き合いもあった歌舞伎俳優・松本幸四郎(69)
 「発想が斬新。初めて日本で大人のエンターテインメントを作った。名古屋で舞台をやっているときに、当時は学生だった娘のたか子を『ぜひ使いたい』と市川さんから電話を頂いた。松たか子の生みの親でもある」

 ●市川さん脚本の『傷だらけの天使』でブレークした俳優・水谷豊(59)
 「去年、(妻の女優、伊藤)蘭さんが市川さんと仕事をして次は僕の番だと思っていたのに。なぜ、こんなに早く…信じられません。まったく言葉がありません」

 ●長崎県生まれのフリーアナ・草野仁(67)
 「同じ長崎県生まれで、私が日本テレビ『ザ・ワイド』の司会を担当した93年から14年半、最後まで出演していただきました。数日中に食事会に誘おうとしていた矢先の訃報で、驚きました。市川先生は小学生の時に母親を亡くしたんですが、病院に見舞ってすぐのことで、別れた時の母親の寂しそうな顔を忘れることができなかったそうです。その分、まわりの人に優しく何に対しても一生懸命な人でした」

 ●11月放送のドラマ『蝶々さん』(NHK)で主演した女優・宮崎あおい(26)
 「市川先生とご一緒できたこと、先生の書かれた本で役を生きることができたことは、私にとって大きな宝物になりました。ニコニコと楽しそうに、丁寧に話を聞いてくださった先生のお姿が忘れられません」

 ●市川さんの代表作『花の乱』などを主演し親交の深かった三田佳子(70)
 「こんなに唐突なお別れってあるのかしら。悲しみ以前に実感がわかない。同じ年齢でもあり、戦友をなくした思い」

 ●ドラマ『淋しいのはお前だけじゃない』に出演した女優・泉ピン子(64)
 「40年来のお付き合いで、私にとって、ともに駆け出しの苦しい時代を生き抜いた“戦友”でした。『淋しい?』では、共演の西田敏行さんと3人でよく飲みに出かけたのを覚えています。今でも、あの独特の笑い声と笑顔が忘れられません」