『ミスマガジン2007』グランプリのタレント・鹿谷弥生(23)率いるロックバンド『SIKA-BAMBI』が21日、都内・LaOX MUSICVOX AKIHABARAで2ndミニアルバム「みらいどこまでも」レコ発イベントを開催。鹿谷は「今年はいい人を見つけて…」という過激な発言で報道陣を沸かせた。
同ミニアルバムの本日発売を記念し、無料ライブということで、会場には『SIKA-BAMBI』のTシャツやタオルを身につけた多数のファンが。ワインレッドのワンピースに、★のマークが入ったタイツ姿で登場した鹿谷は、同ミニアルバム収録の「キミとね」をオープニングナンバーとして歌う。バンドもアコースティックな編成で、生の音が響き渡り、新鮮な印象だ。
MCでは、今年が辰年で年女のため、「竜のように“ことごとく”みんなを背中に乗せて、グイグイ昇れるように大きくなります」と、“ことごとく”の使い方が間違っているが、さらなる飛躍をファンに約束。
同ミニアルバムの「THE POW-ER!!-元気のタネ-」では、1stミニアルバムに続き、作詞を担当した鹿谷だが、「1回目の作詞のときは、何回プロデューサーに送っても却下されていたけど、今回は思ってることや、歌詞に乗せたいこと、こんな雰囲気だったらこういう風に持っていきたいなと思ったら、スラッと出てくるようになった」と、苦労を経て作詞に励んだことを明かす。
レコーディングでは、故郷・福岡のことを題材とした曲もあり、「ホームシックになって、歌いながら泣いちゃったりした」というエピソードも。だが、「泣いたら、もちろん(音源は)使われないんですけど、鼻声でもアリかな?と思った」と、ファンを笑わせる。
そして、新曲の「ヘッドフォン」と同ミニアルバムのタイトルにもなっている「みらいどこまでも」を熱唱。「未来の自分について書こう」という、メンバーの絵心を審査するコーナーでは、鹿谷は地元のヤフードームの絵を描き、同所でのライブ開催を誓った。
その後の囲み取材では、「きょう発売という実感がまだないけど、こうやって聴きにきてくれたり、買ってくれるみなさんがいて、歌や言葉で届けられて、うれシカです」と、シカ語でアピール。
同ミニアルバムについては、「パワーもらえたり、勇気をもらえたり、温かい気持ちになる曲。みなさんも元気がないとき、勇気が欲しいときに聴いてほしい。『THE POW-ER!!-元気のタネ-』では作詞してるけど、いままでの気持ちだったり、ちょっと成長した自分の気持ちが詰まっている。大人な感じや素直な気持ちがスルッと入っていただければ嬉しいです」と、聴きどころを語った。
本日夜には東京・渋谷REXで、23日には大阪RUIDO、2月3日には福岡・天神ビブレホールでレコ発ツアーを開催。とくに天神でのライブは地元凱旋だけに、「初めて親や友達の前で歌います。私が歌っていることなんて知らないと思うので、いい驚きを与えたい」と意気込む。
また、昨年末では“ロックの聖地”である日本武道館でのライブ開催を目標と語っていた鹿谷だが、「死ぬまでに1回はヤフードームや東京ドームでやりたい。憧れの『JUDY AND MARY』さんみたいに、解散ライブは東京ドームで!」とコメントし、報道陣から「もう解散のことを考えてるの!?」と突っ込まれる場面も。
今年の抱負について聞かれ、「年女なので、いい人を見つけて…辰のように美しく変身して、金龍になりたい」と、ドキリとするような発言で締めた。
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