お笑い芸人・スギちゃん（39）と人気アイドルグループ『モーニング娘。』の8代目リーダー“さゆみん”こと道重さゆみ（23）が27日、都内で行われた、「吉野家新商品発表会」イベントに出席した。
2店舗で実験・販売している“250円牛丼”が話題になったばかりの『吉野家』から、今度は、「焼鳥つくね丼」がメニューに加わることとなった。柔らか「もも肉」を炭火を使って手作業で焼き上げ、肉の旨味をとじこめた。手ごねで軟骨・玉ねぎを練りこんだふっくら「つくね」がのった、香りにも食感にもこだわったボリュームたっぷりの逸品。
スギちゃんは、「お金ないときに、お腹いっぱいにさせていただきました。ワンコインでいけちゃいますね。連れて行ったり、連れて行かれたり、お腹いっぱいになるし、くつろげるんで実家のような存在だぜ」と、吉野家はなくてはならないという。
吉野家の食べ方について問われると、割引券を使う道重に対して、「割引券使わないぜ、正規の値段払うぜ、割り勘だけど」と、対抗心をむき出し。さらに、「紅しょうがの箱をまるまる入れちゃうぜ。味わかんないぜ。生タマゴはポケットに入れてべちゃべちゃになるぜ。翌日パリパリになったのをはがして食べるぜ、ワイルドだろぉ？」と、ワイルドキャラを誇示するも、これには、吉野家の専務取締役ら役員も苦笑いでやや滑り気味。
新商品の試食で、丼をもってガーッと期待通りのワイルドな食べ方を披露したスギちゃんは、「香ばしさを感じて、ご飯ガァーとかきこみたくなる。タレはマイルド。ワイルドを卒業しマイルドでいこうかと。吉野家さんのためにキャラ変更も辞さない」と、大胆発言。
3月に行われた『R－1ぐらんぷり2012』の準優勝から、大ブレークしたスギちゃん。現在は13年大会に向けて、「動いてますからね、着々と」と、不敵な笑み。キャラ変更して挑むのかと問われると、「年内で何か思いついたら……。大丈夫です。年末に奇跡は起きる。ワイルドキャラもライブ中に追い詰められて、舞い降りてきた。子供キャラや昔のキャラのリメークも考えている。（キャラ変更で芸人寿命が）延びるんじゃないかと思う」と、戦々恐々としながら、一発屋危機を逃れるべく必死のアピール。
持ちネタの「ワイルドだろぉ？」が、年末恒例の『2012ユーキャン新語・流行語大賞』にノミネート。12月3日に発表されるが、「とれたらいいと思うラストチャンスでしょうから。2年連続はいないでしょ」と、意欲をみせていた。しかし、流行語大賞を獲ると仕事が激減するというジンクスがあり、「カウントダウンですねぇ」と、報道陣からツッコまれると、「脅かさないでくださいよ～」と、ビビる。
9月にはテレビ収録中の事故で胸椎を骨折し、全治3ヶ月の重傷を負ったが、わずか1ヶ月で復帰。「あと、1回検査すれば終わりかな」と、完全復活をアピール。それでも、「入院中の食事は？」と聞かれ、「内蔵が悪いわけではないので、普通の食事を」と言うと、「吉野家の牛丼」といってくださいよ～そこは」と、ツッコまれると、「吉野家の牛丼を毎日食べてたぜ」と、いい人ぶりも垣間見せた。
同商品は、並盛が390円。大盛が490円。「半玉焼鳥つくね丼」並盛が440円、大盛りが540円で11月30日より全国で販売。
