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“ドク”来日会見!「バック・トゥ・ザ・フューチャー」パートⅢキスシーン聞かれテレる

“ドク”来日会見!「バック・トゥ・ザ・フューチャー」パートⅢキスシーン聞かれテレる
ときには笑みを見せながら答えるクリストファー・ロイド

 米俳優クリストファー・ロイド(74)が19日、来日会見を開いた。

 ロイドといえば、1980年代を代表する大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(以下、BTF)シリーズ3部作でデロリアンのタイムマシーンを発明した“ドク”ことエメット・ブラウン博士を味のある演技で魅せ話題となった。22年ぶり2回目の来日は、ハリウッド関連商品の製造輸入販売を行うスタイルオンビデオが主催する11月23~25日のファン交流イベント『ハリウッドコレクターズコンベンション』特別ゲストとして登場することとなった。

 22年ぶりの来日に約20人の報道陣が集まり『BTF』への質問が殺到することに。いまだ人気のドクについては、ファンのなかには映画監督や科学者になった人も出ていることに、「とても驚いていると同時に、光栄だよ。若い世代のファンから大人なファンまでいて、30年たっても次世代に受け継がれる作品に参加できるなんて嬉しい」と、身振り手振りを交え熱っぽく語る。

 『BTF』での思い出深いシーンについては、「PART3はドクのロマンスがテーマ。クララ役のメアリー・スティーンバージェンとは前に共演したことがあったんで、自然に演じられたね」と、懐古するロイド。これには、通訳が興味津々で「キスシーンもありましたね」と質問を投げかけると、「ちょっとはあったね」と照れ、恥ずかしげな笑みを浮かべる一幕も。さらに、ロイドは、フェスティバルのシーンもお気に入りだそうで、「3日連続で撮ったんだけど、僕のすごく好きなバンドのZZトップが撮影の準備中もずっと演奏してくれていて、こんなに楽しい撮影はなかったよ」と、続ける。

“ドク”来日会見!「バック・トゥ・ザ・フューチャー」パートⅢキスシーン聞かれテレる

“ドク”来日会見!「バック・トゥ・ザ・フューチャー」パートⅢキスシーン聞かれテレる
約20人の報道陣が集まった

 逆につらかったシーンについては、PART2の冒頭。「あそこはPART1のラストと同じなんで、同じフィルムを使い回したんじゃないかと言われるんだけど、ちゃんと撮り直しているんだよ。撮影が2年前だったんで、同じように演じるのは悪夢だったね」と、遠い目で語った。

 『BTF』ではマイケル・J・フォックス演じる主人公マーティとのコンビも印象的だったが、フォックスへは「マイケルは勇気あふれる俳優。若いころパーキンソン病を患うことになってしまったが、それでもユーモアの心を持ち続けている。パーキンソン病のための基金を設立したり、俳優として新たなテレビシリーズに出演したり精力的だ。前進をやめない姿勢は尊敬しているよ」と、その姿を見守っているそうだ。

“ドク”来日会見!「バック・トゥ・ザ・フューチャー」パートⅢキスシーン聞かれテレる
一つ一つの質問に念入りに真意を確かめるロイド

 また、もし『BTF4』があるならという質問には、「できるのであれば、もちろんやる」とやる気マンマンで、「映画のゲームがあって、ドクの声を吹き替えているけれど、そのゲームを今も楽しんでいるくらいだからね」と話していた。

 ちなみに、会見は来日2日目だったため22年前と違いを感じる暇もない状況だそうだが、「後楽園を通るときにジェットコースターが見えたから、乗りたいと言ったんだが、さすがに、それはさせてくれなくてね。まあ、乗ることもできないからしょうがないんだけど」と笑い、個性派でお茶目な感じは役柄そのままのようだった。

 ロイドが「日本のファンと融和できるのが楽しみ」と語った『ハリウッドコレクターズコンベンション』は11月23日(金・祝)は静岡東宝会館、24日(土)は東京・九段下のホテルグランドパレス宴会場、25日(日)は千葉県浦安市サンルートプラザ東京にて撮影・サイン会が行われる。

“ドク”来日会見!「バック・トゥ・ザ・フューチャー」パートⅢキスシーン聞かれテレる
クリストファー・ロイド
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クリストファー・ロイド
“ドク”来日会見!「バック・トゥ・ザ・フューチャー」パートⅢキスシーン聞かれテレる
記者の目を見て真摯に質問に答える
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