“アニソンの女神”といわれ、圧倒的な歌唱力と、プロデューサーの梶浦由記が紡ぎだす音楽の独特の世界観が人気の女性ボーカル3人組の『Kalafina』が24日、神奈川・ラゾーナ川崎のルーファ広場で、新曲『ひかりふる』(SMEレコーズ)リリース記念イベントを行った。寒空の中、2000人の前で新曲など3曲を披露。
同曲は、興行収入順1位の大ヒットスタートした、大ヒット人気アニメ『魔法少まどか☆マギカ』を映画化した『劇場版 魔法少まどか☆マギカ[前編]始まりの物語』の第2弾となる『劇場版 魔法少まどか☆マギカ[後編]永遠の物語』の主題歌となっている。
真っ白い衣装で登場したKalafina。まずは、TV版のエンディングテーマ『Magia』を新たにMixした『Magia[quattro]』からスタート。続いて、真っ白い雪の中、天使が舞い降りてきそうな、透明感のある静寂を連想させる新曲『ひかりふる』を情感たっぷり歌い上げる。
Kalafinaにとって、ラゾーナ川崎での新曲発表イベントは、4月に発売された『to the beginning』以来3度目だが、Hikaruは、「今日、ここに来るまでドキドキしてたんですよ。でも、本当にいっばい集まってくれている」と、感謝。
Wakanaは、大好きな恐竜の「映画『ジュラシック・パーク』のDVDを観て気合を入れてきた」そうで、Keikoも、「寒い中、平日なのに、こんなに集まって立ち止まって聞いてくれて嬉しいです。皆さんのこと待ってました。短い時間ですけど、楽しんで帰ってください」と、寒い中集まった大勢のファンや足を止めて初めてKalafinaの音楽を聞いた観客にあいさつした。
Wakanaが、10月24日に発売された『ひかりふる』は、3曲入りで、「『魔法少まどか☆マギカ』の映画のために作られた楽曲」と説明。
Keikoは、曲のイメージについて、「また、つながっている曲が新曲で生まれたなと思っていています。Kalafinaの曲はコーラスワークや声のリレー、主旋律を歌う人が変わっていく曲が多いです。この曲も、ひとりひとりの息遣いや表現の仕方によって、次につないでいく人が、気持ちをつないで歌っていく曲だなって。その日によって、違う歌になるねってステージに上がる前に、3人で話した。だからこそ、皆さんに聞いて欲しい曲でございます」と、最後はなぜか丁寧語で挨拶した。
そして、ミニライブのラストとなる3曲目、新曲のカップリング曲である『未来』を歌う。Hikaruが、「キラキラした希望を歌う曲」と、紹介したように、ミディアムテンポの曲で、スキップしたくなるよう明るくノリのいい曲だ。
同新曲は、24日より、通常版1300円(税込)で発売中。
同映画の後編は、絶賛上映中。