ロンドン五輪の陸上男子短距離で2大会連続3冠を達成したウサイン・ボルト選手(26)が日産グローバル本社ギャラリーで『ウサイン・ボルト選手 日産ギャラリー来場記念イベント』に登場した。
「世界最速の男」であるボルトがついに日本に来日!日産はボルト選手をイメージキャラクターに起用し、今回の来日はプロモーション活動への参加が目的となっている。
3000人を超えるファンが集まるなか、同社の最高執行責任者(COO)志賀俊之氏からの呼び込みで登場したボルト選手が登場すると場内に集まったファンは「ボルト!」と大熱狂の歓声で迎えることに。
調印ボードへのサインや、ロンドン五輪でも移動した際に同社のGT-Rをアシにするほど愛用していたことから、金メダルに合わせ金色のGT-Rを特別に作り、アンベールしたボルト選手は「ワォ!」と感嘆を漏らすと、「言葉では説明できないよ!」と興奮気味にニッコリほほ笑みサイン。同車はチャリティーオークションにかけられ、ボルト選手の財団に寄付されることも発表され、ボルト選手は、「財団を通して教育、スポーツで恩返ししたい。そこから第2のボルトが育つようにしたい」と、熱の込もったコメントを残した。
その後、ボルト選手の投げるボールでのプレゼントキャンペーンの後、会見では、イベントの感想について尋ねられ「すごい楽しませてもらいました。いつもはスポーツだけなので、いろんな人と過ごせて楽しかったです」と、感想を。
幅跳びに挑戦するとも言われているボルト選手だが「コーチに相談していないが、私自身はやってみたい」と前向き。一方で400メートルについては「あまり乗り気ではない」と明かしていた。
さらに報道陣から「今後ボルトポーズを変えることは?」と問われ、「変えるつもりはないですね。このポーズで知ってくださる方がいっぱいますし、私も好きですので。もっといろんなことはしていくつもりですけど、これは変えません」と、キッパリ。
また、マンチェスター・ユナイテッドのファンというボルト選手は香川真司選手(23)についてどう思うか聞かれ、「能力のある選手ですし、だんだん良くなっていくと思いますし、溶け込めていくと思います。なので心配していません。試合を楽しんで、自分らしさでベストを尽くしてほしいと思います」と、エールを送っていた。