今月2日に東京都内の飲食店に勤務する一般人女性(20)との結婚が明らかになった、お笑いコンビ『NON STYLE』の石田明(32)が10日、東京・吉本本社で行われた『NON STYLE年越し10000人カウントダウンライブ単独ライブ開催』発表会に、相方の井上裕介(32)とともに出席した。
石田は、「婚約破棄されて、別れてちょうど1年。ヤな日がいい日になった」と喜び、初めての夫婦共同作業は、「ケーキカットならぬ(井上の)前髪の断髪」と、年越しライブでの企画も語った。
石田が一目惚れし、ストーカーのように通いつめて、ゴールインした女性は、12歳下の一般人。昨年12月に両親が働く居酒屋さんに石田が行ったのが出会いだった。石田の熱意が通じ、「無事、好いてもらう事ができました」と、2月から交際がスタート。8ヶ月でのスピード婚であることを明かした。なお、「デキ婚では?」との問には完全否定し、「早く子供が欲しい」と、語った。
報道陣から、「おめでとうございます」と、言われると、石田は、「無事、幸せな毎日を送っております。今月中には新居の方にも引越しを考えてまして」と、近況を報告。
惹かれた点については、「単純に容姿。見た目がタイプで、初めて見た瞬間に、クリスマスプレゼントにブランケットを買いに行きました。でも、クリスマスに渡せず、お付き合いしてから渡すことができた」と、以外にもシャイな素顔を。
井上も、「高校の時も好きなコに話しかけることできず、家まで行って表札の写真撮って帰ってきた」と、爆笑エピソードを披露。
報道陣が、「歳の差が一回りあるが、どうやってゲットしたの?」との問に、石田は、「僕のことあまり知らなかった。僕、話すの苦手なんで」という石田に、「だったら、この仕事辞め」と、ツッコム井上。
そんな石田だから、彼女の印象は、「好きなタイプのお客さんではない」というものだった。それでも頑張って通い、1月に「(舞台)観に来てください」と、誘ったところ、観に来てくれたが、「面白いけど、笑うタイミングがわからへん」と、言われたそうだ。
プロポーズは、「奥さんも飲むのが好きなので、きったなーい飲み屋で、『(籍)入れちゃいますか』と言ったら、奥さんも『入れちゃいましょー』と、いう軽いノリだった」そうで、指輪も、奮発したものを「買おうと思ったけど、『止めて。安いのがいい』と言われた」そうで、庶民的な女性だ。
井上が、「昨年、マリッジブルーで、京都の寺に埋めた指輪を掘り起こした」と、笑いを取ると、石田は、「『埋めた』は止めて!奉納したと言って。だから、ご縁があった」と、プラス思考。
相方の井上もまだ会っていないという奥さんは、以前から、「メイクするとチリ人風」と言ってきたが、「『それはやめて』と、言われました。僕が、薄い(顔だ)から濃い顔を遺伝子が求めるんですよ。(KAT-TUNの)亀梨(和也)くんが女装した感じ」と、似顔絵を出す。
身長は井上より低く、「あっくん」「あゆみちゃん」と呼び合っているそうで、「向こうのお母さんが(女優の)いしだあゆみにあこがれて子どもに『あゆみ』と付けたら、結果、石田あゆみになりました」と、ノロケながら笑いを取る。
挙式・披露宴は来年の予定で、結婚にあたっては、「結婚されている方には相談しました。(タレントの木下優樹菜と結婚したお笑いコンビ『FUJIWARA』の)藤本(敏史)さんに相談しまして、『年の差は大変やぞ』と言われました。相手も若いので、がんばらないかんな」と、気を引き締めていた。
テレビカメラに向かって、「あゆみ、愛してるぞー」と、一言カッコよくキメたあと、「あ~も~」と、テレまくった。
なお、12月31日に「NON STYLE~横浜八景島シーパラダイスをNON STYLEがジャックする?!~」で、単独ライブ全国ツアーのファイナルを行う。1万人を集客できる八景島シーパラダイス特設会場を設け、漫才はもちろん、希望者108人による井上の公開断髪式、などが行われる。
石田は「ケーキカットならぬ初めての共同作業は、嫁と2人で前髪をシュッと」と、井上のトレードマークで「K-POPの走り」を自認するアシンメトリーな前髪のカットを熱望すると、井上も快くOKを出し、石田は、「嫁に交渉して」と、奥さんの初お披露目の可能性を匂わせた。