お笑いタレント・林家ペー(70)・パー子(64)が13日、都内・上野にて開催された、『林家ぺーパーランチ』!?キャスト就任式に出席した。
創業以来18年、券売機とカウンター席でステーキをリーズナブルにスピード提供することで成長を続けてきたステーキハウス『ペッパーランチ』。同チェーンを展開する『(株)ペッパーフードサービス』が15日、新たなコンセプトの店舗を上野公園前『UENO3153』にオープンさせることを記念して、2人が『特別キャストリーダー』に就任した。
就任にあたってペーは、「重責をいただきまして、大変光栄。私たち、名前が“ペー・パー”ということで今回選ばれました。肉っていったら“ペー・パー”、“ペー・パー”といったら肉っていうことでよろしくお願いします」と、あいさつ。同社の一瀬邦夫社長のコメント中もパー子は写真を撮りまくるというお約束の展開で、報道陣を終始爆笑させながらイベントは進行した。
「紅白歌合戦に出るくらいうれしいですね。かねがね『ペッパーランチ』は耳にも視覚にも入ってましたから。前を通ったときなんか、僕ら“ペー・パー”だから、何か話来ないかなと思ってました」と、ぺーが喜びのコメントを。「お店と僕らが一緒になって、お互いが売れたら、芸人にとってうれしいことですね」と、抱負を続けた。
名前が『ぺー・パー子』ということで選ばれたことについて、「今となっては、師匠の(初代林家)三平がつけてくれた名前に感謝ですね。名前のおかげでこうやって一部上場企業と接点ができたから」と、報道陣を沸かせるペーだが、当初はちょっと“安っぽい”という気がして『林家ぺー』という漫談家としての高座名には不満があったそう。
そんなペーだが、「僕は落語の社会にいるんですが、噺家さんには『ペッパーランチ』はリーズナブルでおいしいという評判を聞いてました」と語ると、パー子も、「とっても光栄ですね」と、続けて感想を述べた。
オープンを記念して、3日間限定ながらも同店で『キャスト』を務めることについては、「働くっていっても一生じゃないですよ」と、まずはしっかり笑いを取ると、「この江戸時代に一番栄えたという由緒ある上野でね」と、意気込みをあらためて語る。
実際に店舗での『キャスト』を務めることとなった2人に、特別に用意されたピンクのキャップとエプロンにもご満悦で、ペーは、「とっても良い色!一番好きなピンクでね。僕らも寄席に出るときの新しいネタができたから」と喜ぶと、2人そろって、『ピンクレディー』のデビュー曲『ペッパー警部』の歌い出しを、「♪ペーパー、ランチ!」と、振り付きの替え歌で披露。ぺーが、「寄席では、もう開口一番コレでお店の宣伝もできる!」と言えば、パー子が「キャーッハハハ」と、いつもの甲高い笑い声で応え、報道陣もまたまた爆笑。
実店舗での接客業務に就くため行われた接客講習でも、講師からしっかり注意点を伝授された2人は、「アドバイスを参考に『特別キャストリーダー』頑張ります。うちで稽古します!」と、ぺーが気合を入れれば、パー子は、「『いらしゃいませ』っていうところをいきなり『ありがとうございました』って言っちゃった、キャーッハハハ」と、自ら爆笑。
ペーは、「社長一同、孤軍奮闘!いや、全員一致団結して、肉といったら『ペッパーランチ』、『ペッパーランチ』といえば『ペー・パー』と言っていただけるように頑張ります!」と、最後まで報道陣を沸かせながら賑やかにイベントを終えた。
上野公園前『UENO3153』2階にオープンする『ペッパーランチダイナーUENO3153店』は、店舗デザイン、レイアウトなどのハード面の変更や、会計システムやメニューを既存店より充実させるといい、約70坪の面積で国内最大級。今後の戦力店舗として位置づけられた同店は、昼は海外ペッパーランチを参考にしたファーストフードシステムでクイックサービス、夜はテーブルサービスにより豪快肉料理をシェア、ワインもそろえ、グループ利用可能としている。
『特別キャストリーダー』の2人は、15日(土)午後7時から、23日(日)午後1時から、そして29日(土)午後7時からの3日間、それぞれ2時間程度、同店で接客する。