俳優の桐谷健太（32）と女優の優香（32）が3日、都内で行われた『The Best of Beauty 2012 授賞式』に榮倉奈々（24）、草刈麻有（19）と出席し、美の創造者として多くの人々を魅了する『The Beauty Week Award』にそれぞれ選ばれた。
9月4日“くしの日”を中心とした1週間を『Beauty Week』として位置づけ、美容業界の活性化を推進する同賞。今年で9回目を迎える『The Best of Beauty 2012』では「新しいうねりを創り出す人」を“美の創造者”として表彰した。
30代部門に受賞した優香はホワイトにドットをあしらったドレス姿で登場すると「女性としてビューティーと名がつくものに選ばれてとても幸せです」とニッコリ。今年はデビュー15周年を迎え写真集『優香グラビア』『優香ボディー』（ともに講談社）を発売するなど精力的に活動しているが、12年ぶりとなるグラビアに「私も10代の時はムッチムチで、20代前半もムッチムチ。痩せたかなと思ったら太っていて、自分では気付かなかったんです」と笑いながら「写真集を出すということで引き締めて、あまり好きじゃなかった運動もしました」と晴れやかな顔で語った。
ダイエットを成功させた秘訣を聞かれると「とにかく自分を好きになることですね。これをきっかけに自分が持って生まれた母親そっくりな体が愛おしいなと思うようになりました。愛情をかけると体も素直に反応してくれる」と語り、「キープしているウェストの、固すぎないところが一番気に入ってます」とほほ笑んだ。そして「30代の女性としてのお仕事で魅力を出せていけたらなと思います。いままで冒険することも苦手だったんですけど、チャレンジ精神をもってやっていきたいな。まだまだ30代始まったばかりなので、女性として大人として磨いていきたい」と決意を新たに語った。
昨年から選出されるようになった男性部門での受賞となった桐谷は「僕がビューティー…ありがとうございます」と爽やかに笑い「僕に選んでくださった皆さんの勇気と発想に感謝します。最初はビックリしました」と笑いを誘った。10月公開の北野武監督の注目作『アウトレイジ ビヨンド』に出演するなど役者として波に乗る桐谷は「せっかくこんな素晴らしい賞をいただいたので、この賞に恥じないようにどんどんビューティーになりたいと思います。そして周りもビューティーに、地球もビューティーにしていきたいと思います」と力強く語った。
桐谷は「僕はイケメンとかではないですね」と謙虚に語りながら「これからは“ビュティメン”でいかせていただきたいです。言いにくいから流行らないでしょうね」と会場を笑わせると「これからもっともっといいエネルギーを出して、世界に行きます。ビックになります！」と堂々と宣言した。
また、美女に囲まれた感想を聞かれると「最高でしょう！」と笑顔で語り、その“美”の秘訣を問われると「好きに生きること、自由に生きること。自分しか出せない姿を出せたら、それが美だと思います」さっそく優香から「そういう人のことをなんて言うんでしたっけ？」と聞かれると「“ビュティメン”です！」とできたばかりの新しい言葉を使い会場を沸かせていた。
