タレント・杉本彩(44)が21日、都内で行われた米アクションドラマ『ミッシング』特別先行試写会トークイベントに出席した。
ブロードキャスト・サテライト・ディズニー株式会社は、無料BSチャンネル『Dlife』(チャンネル番号:BS258)にて、最新ドラマ『ミッシング』を8月25日より日本初放送。今春、米国で放送されたばかりのアクションドラマで、元CIAのシングルマザー、ベッカ・ウィンストンが、ローマで失踪した息子を追って渡欧するところからストーリーが始まる。
同ドラマの第3話で、息子の失踪のカギを握る謎の美人弁護士・スローンの吹き替えを担当した杉本は、スリットの入ったミニスカートでセクシーに登壇。「“しなやかに強く”をテーマに、この衣装にしました」と、大人の色香を振りまく。
実際にアフレコを担当した場面が会場でも流れ、「アフレコは海外ドラマに限らずすべて難しい。海外ドラマって1話1話引き込まれていくし、プレッシャーもありますよね。長いセリフを淡々と話すときに、時間の中に日本語を詰め込まなきゃいけない難しさがありました」と、海外ドラマ吹き替え初挑戦の苦労を語った。
杉本といえば、セクシーな上に“強い女性”という印象があるが、「強さの源は、一言で言ってしまうと愛。男性を愛する愛、犬や猫に対する愛、仕事への愛。結局、愛がすべての源、強さの源になっているのではないかなと思います」と、強さ＝愛と定義。さらに「弱き者を守る心、母性の愛というものが一番強いと思うけど、自分に正直に生きられる女性が強い。そういう生き方って難しくて、凄くエネルギーのいることで、いろんな闘いも生じる。だけど、そこを向き合って乗り越えていける強さを身につけたいと、若い頃からずっと思っていました」と、自分自身の体験を絞り出す。
また、観客から質問コーナーがあり、「結婚してよかったことは？」と聞かれた杉本は、「彼が私の籍に入ってくれて、私の苗字に変わった。仕事の名刺も全部名前を変えて、(人に)出す瞬間や、墓参りでお塔婆に名前を書くときに凄く嬉しそうな顔をするんです。それを見て、私も結婚してよかったなと思います」と、笑顔で返答。昨年4月、杉本は代表を務める事務所の副社長・西野禎秀氏と結婚したが、「私がかたくなに結婚しないと言ってたから、彼も喜び倍増みたいなところがあったと思う」と、正直な意見を。
「夫に怒られない程度の忘れられない夏の思い出は？」という質問には、「16歳のとき、20歳の男性と海でデートしたんですけど、食事がワリカンで凄いがっかりした(笑)」と答え、観客も爆笑！ 世の女性の意見を代弁するかのように「いや、別に払いますけど、デートの1回目ぐらいは男として頑張るべきでしょう！」と訴えていた。
バラエティー番組でもよく夫の禎秀氏と共演し、容赦なくダメ出ししている杉本だが、「結婚して1年以上経ったけど、ほとんど何も変わってない。夫は、結婚してから努力していると感じる。家のことはまったくやらなかったけど、最近覚えてきました」と、珍しく褒めたてる。だが、「洗い物を洗い直したりしてます。脂物が洗えないんですよ(笑)」と、やはりまだまだのようで、「いいところも悪いところもお互い全部知っていて、結婚した。切っても切れない縁で結ばれている」と、運命を受け入れたかのようなコメントも。まだ新婚旅行は行ってないと明かし、同ドラマに感化されたのか、「ヨーロッパに行ってみたい」とおねだりしてみせた。
あまりロンドン五輪は見ていなかったという杉本だが、柔道女子57キロ級で金メダルを獲得した松本薫選手(24)を「野生の本能というか、あの目はゾクッとする」と、ベタ褒め。そして、「夫とケンカするとき、ああいう目をしてます。本当によく生きてたなというぐらいケンカしている」と、周囲を笑わせる。「強いですね～」と報道陣もタジタジだったが、「やっぱり美しさは強さの中にあるもの。若いときから、この芸能界で闘ってきたら、それは強くなりますよ」と、キッパリ言い切った。
『ミッシング』は『Dlife』にて、25日、午後9時～放送！
