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韓国サッカー選手ピッチ上で「竹島」メッセージ掲げ物議!IOCから声明

 ロンドン五輪で10日(日本時間11日未明)に行われたサッカー男子3位決定戦『日本×韓国』終了後、日韓両国が領有権を主張する島根県の竹島について、韓国選手がピッチ上で「独島(竹島)はわれわれの領土」と書いたボードを掲げていたことが分かった。

 日本が韓国に敗れた試合の終了直後、上半身裸のMF朴鍾佑(23)がピッチ上で「独島はわれわれの領土」の紙のボードを約1分間にわたり掲げ、走り回ったという。

 12日付のスポーツニッポン、日刊スポーツ、東京中日スポーツ、デイリースポーツ各紙が報じており、五輪憲章の第5章で大会中の政治的宣伝を禁止している国際オリンピック委員会(IOC)は、問題の選手を表彰式に出席させないよう韓国側に通告しているという。

 IOCは「われわれは調査を始めており、韓国オリンピック委員会に説明を求めている。さらに問題の選手をメダル授与式に出席しないよう速やかな対応を求めた」との声明を発表。同じく試合での政治的メッセージの掲示を禁止しているFIFAも調査を開始、「問題は認識している」としている。

 実際に厳罰がくだされた例もあるといい、1968年メキシコ大会では陸上男子200メートルの表彰台で金メダル、銅メダルの米黒人2選手が黒い手袋をはめた拳を上げて黒人差別に抗議。2人はIOCから大会追放の処分を受け、米ナショナルチームからも除名されたという歴史もある。

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