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【ロンドン五輪】陸上男子4×100Mリレー!ボルト本気走で世界新記録、2大会連続3冠

 ロンドンオリンピック第16日目の11日、陸上競技は男子4×100メートルリレーが行われ、100メートル、200メートル金メダルのウサイン・ボルト(25)、同じく銀メダルのヨハン・ブレーク(22)を擁するジャマイカが、36秒84の世界新記録で連覇。アンカーのボルトは2大会連続の3冠を達成した。

 2位はアメリカ、3位はカナダだったが失格となり、4位のトリニダード・トバゴが3位に上がった。日本(山県亮太、江里口匡史、高平慎士、飯塚翔太)は4大会連続で決勝進出を果たしたが、38秒35で5位という結果に終わり、2大会連続のメダルはならなかった。

 5レーン「ジャマイカ」、6レーン「アメリカ」と、2強が隣同士というレーン配置。スタートから予想通り、アメリカとジャマイカの一騎打ち。第4走者のアンカーにバトンが渡った時には、アメリカとジャマイカはほぼ横一線。しかし、ジャマイカのアンカーはボルト。

 満員の競技場の大歓声の後押しもあり、ボルトは、バトンを受け取った瞬間からトップスピードに乗る。一気に加速すると、ワールドレコード狙いで、ゴールの瞬間には、前傾姿勢になるほど、最後まで力を抜くことなく本気の激走。

 2位のアメリカもナショナルレコードを更新する37秒04を記録したが、1位のジャマイカは、36秒84、これまでの世界記録を0秒2縮める世界記録で金メダル。

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