ロンドンオリンピックで史上最多の38個のメダルを獲得した日本選手団71人が20日、東京・銀座をパレードし、沿道に集まった大勢のファンの声援に笑顔で答えた。
初めての試みとなったオリンピックのメダリストたちによるパレードは、午前11時から東京・中央区銀座1丁目から8丁目までの中央通り約1キロを、日本オリンピック委員会（JOC）の竹田恒和会長、上村春樹選手団長を乗せた車を先頭に、選手団の主将を務めた陸上男子やり投げの村上幸史選手、五輪で旗手を務め、女子レスリングで３連覇の偉業を達成した吉田沙保里選手を乗せたオープンカーが続いた。
その後にメダリストたちがオープンバス4台に分乗し、20分間かけて凱旋パレードを行った。
【参加した主なメダリストたち】
1台目のバス 陸上ハンマー投げ・室伏広治選手、ボクシング・村田諒太選手、清水聡選手、レスリング・松本隆太郎選手、湯元進一選手、米満達弘選手、小原日登美選手、伊調馨選手、卓球・石川佳純選手、福原愛選手、平野早矢香選手、ウエイトリフティング・三宅宏実選手、アーチェリー・早川漣選手、蟹江美貴選手、川中香緖里選手、古川高晴選手ら
2台目のバス 競泳・北島康介選手、入江陵介選手、松田丈志選手、藤井拓郎選手、立石諒選手、星奈津美選手 寺川綾選手、鈴木聡美選手、上田春佳選手、柔道・松本薫選手、平岡拓晃選手、中矢力選手、海老沼匡選手、西山将士選手、上野順恵選手、杉本美香選手ら
3台目のバス 体操・内村航平選手、田中和仁、田中佑典、サッカー女子の「なでしこジャパン」の鮫島彩選手、岩清水梓選手、近賀ゆかり選手、宮間あや選手、阪口夢穂選手、川澄奈穂美選手、大野忍選手、田中明日菜選手、高瀬愛実選手、矢野喬子選手、澤穂希選手、海堀あゆみ選手、大儀見優季選手、丸山桂里奈選手ら
4台目のバス フェンシング・太田雄貴選手、千田健太選手、三宅諒選手、淡路卓選手、バドミントン・フジカキペア（藤井瑞希選手、垣岩令佳選手）、バレーボール女子・中道瞳選手、竹下佳江選手、井上香織選手、大友愛選手、佐野優子選手、山口舞選手、荒木絵里香選手、木村沙織選手、新鍋理沙選手、江畑幸子選手、狩野舞子選手、迫田さおり選手ら
5代目はJOC関係者が乗り、「2020年東京オリンピックを招致しよう」との横断幕を掲げた。
（所属、年齢は略）
