オードリー春日引退宣言！？若林は脱力気味に背中押す|News Lounge

　人気お笑いコンビ『オードリー』が7日、都内にて行われた『おどおどオードリー』2ndシーズン（CSフジテレビONE）番組制作記者発表に出席し、ネタを交えた爆笑トークで冠番組のPRを行った。

　11年12月からCS『フジテレビONE』にてスタートした同番組、月1回オンエア（全8回）でこの7月に最終回を迎えたが、好評により引き続き2ndシーズンに突入することが決定。オードリーの2人がやりたい企画をひたすらやるというシンプルなコンセプトで、地上波では絶対見られないやりたい放題の企画が満載で8月23日よりスタートすることになった。

　この日、会見に登場した春日俊彰（33）、若林正恭（33）の2人、まず2ndシーズンに向けた意気込みを聞かれると、「まずは2ndシーズンおめでとうと。なぜ2ndシーズンが決定したかといえば、この番組1stシーズンでCS『フジテレビONE』の加入者が飛躍的に増したと。ということで、2ndシーズンでは思い切って、全国民を加入させたいと思います！」と春日が宣言。報道陣が吹き出したのを見るや春日は、「笑いごとじゃないんだ！おかしなことは一つも言っていないぞ！」とまじめ顔で、のっけから春日節を炸裂。見かねた若林が、「まあ、コントはこれくらいに」と、苦笑気味に続こうとすると、さらに春日は、「それくらいの意気込みないのか？私はこの仕事だけでいいと思ってるくらいだ。他の仕事全部蹴って、月1のこの仕事だけでいいと思ってるくらいなんだぞ！」とまくし立てる。「それはそれで、国民は喜ぶでしょう」と若林がツッコミを入れて報道陣を爆笑させる。

　開始からノリノリだったという春日と違い、番組の企画も担当する若林は、1stシーズンの後半から手応えを感じたそうで「始まった当初は、芸人がCSで冠番組持たせてもらうと必ず陥る悪い癖で、無茶だけをして結局まとまりがなくなった」と冷静に分析。春日が大のお気に入りという“スカートめくり文字読み”や“ブリーフだらけの運動会”といった、地上波ではできない企画ばかりをやってきたが、今後やりたい企画を尋ねられた春日は、「この番組で、っていうのやりたいね。ここで人生が変わる、お見合いをするとかね。この若林くんには企画をいろいろ考えてもらいたいと思っている」と他力本願。「今後の企画にお見合いはないんですが」と、話し春日を残念がらせる若林は、「1stシーズンの後半のような企画をやりたい。いろんなことに挑戦したい」とやや控えめに抱負を述べる。

　1stシーズンで春日が“マイカーを買う”企画があったそうだが、結局実現せずに終わったとのことで、春日は、「私の中で白紙になり、各方面に迷惑をかけました。それについての謝罪の方もDVDの特典映像に入れて、ガッチリ謝罪してますのでご覧下さい。2ndシーズンでは気分も新たにいろいろとやりたい」としっかりDVDのPRも。

　2ndシーズンの正しい楽しみ方、見どころや、どのような人に見て欲しいかを聞かれた2人、春日が、「そうですね、年齢層は限定せず。下は“オギャア”から上は“ポックリ”くらいまで」と答えると、またもや報道陣から笑いが起こり、「ポックリまでって、1年目の人の漫才みたいだけど。そんなことできるんだ」と若林からツッコミが。それぞれ相方の持ち味をより引き出していきたいと語るが、「いろいろやってみて、無茶すりゃいいんじゃないと知った。脱いだら無茶してるっていう大学生みたいなことになってたから。これからはニュースや政治のヤバイ方を取り上げた企画で」という若林に対し、「やっぱり裸にならないとダメよ」と、春日は食い下がるが「じゃ、まずは企画会議に出なさい」と一蹴されてしまうことに。

　最後に、1stの好評による2ndシーズン継続だが、もし2ndが不評に終われば打ち切りでは？と報道陣に聞かれた春日、それに対しての公約を求められると、「えー…、2ndシーズンが始まる前から負けること考えるか！！ダーッ、バカヤロー！」と、アントニオ猪木のものまねで、プロレスファンには周知の伝説の名場面を再現して見せる。「なぜ今猪木だと？」とあっけに取られる若林の問いに、「やれる！って思った」と満足げに笑うと、質問した記者に「ありがとう」とお礼まで飛び出すご満悦ぶり。そして続けて、「もし2ndシーズンで終わったら“引退します”」とキッパリ宣言。「この番組がやれないなら、芸人やってる意味がない。3rdシーズンがなければスパッと引退しますよ」とあらためて意気込むと、「春日のお笑い人生のすべてをかけて日本全国を笑わせます！笑いたいやつは春日のところにコイヤー！」と、またしてもプロレスものまねで締めてみせる。