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【ロンドン五輪】卓球女子団体決勝進出!史上初メダル確定に愛ちゃんが石川が号泣

 ロンドンオリンピック第10日目の5日、卓球は女子団体の準決勝が行われ、第2シードの日本は、08年北京オリンピック銀メダルのメンバー3人をそろえたシンガポールを3-0で破って決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。決勝は7日に行われる。

 前回の北京オリンピックで3位決定戦で韓国に敗退し、あと一歩のところで、惜しくもメダルを逃した平野、福原。その姿をスタンドから応援していた石川の3人は、長く苦しかった4年分の思いを爆発させ、抱き合って号泣して喜んだ。

 1988年ソウルオリンピックで正式種目に採用されて以来、日本卓球界にとっては、個人、団体を通じて史上初のオリンピックでのメダルとなった。

 日本チームは、石川佳純(=全農、19)、福原愛(=ANA、23)、平野早矢香(=ミキハウス、27)

 第1試合 福原愛 3(11‐9、11‐6、5‐11、11‐9)1 ティアンウェイ・フェン

 この試合が最大のキーポイントだったのかもしれない。福原は、石川をシングルス3位決定戦で破り銅メダルを獲得したエースと対戦。打ち急がず、しぶといラリーと、フォアからの強打をバックハンドで切り返すなど、相手のペースを崩し勝利。

 これで勢いに乗った日本チームは、第2試合、石川佳純が得意の3球勝負に持ち込んで 3(11-5、11-6、11-2)0 で、ワン・ユエグを危なげなく下して2勝目。決勝進出に王手をかけると、3試合目のダブルスも、そのまま勢いに乗り、平野早矢香・石川佳純 3(11-3、13-11、11-4)0 リ・ジャウェイ、ワン・ユエグをストレートで下した。

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