初期の食道がんを公表し療養中の歌舞伎俳優・中村勘三郎(57)が27日、都内の病院で手術を受けた。
勘三郎は6月に受けた検査で初期食道がんが発見され、今週初めに手術のために入院。長男の中村勘九郎(30)は23日に大阪市内で行われた『九月大歌舞伎』の会見で「ほかに悪いところはないので、早く治ってほしい。必ず戻ってくると思います」とコメントしていた。
28日付のスポーツ報知、日刊スポーツ、スポーツニッポン各紙が報じており、所属事務所では「数日中に経過をお知らせしたい」としているという。関係者によると、手術は内視鏡による患部の切除ではなく、胸部を切開して行われた手術は成功。術後は念のため集中治療室(ICU)に入ったという。