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向井理 2012年3月11日の“日常”つないだ映画予告編ナレーションを担当

向井理 2012年3月11日の“日常”つないだ映画予告編ナレーションを担当
11月公開の『JAPAN IN A DAY』ポスター

 東日本大震災から1年後の2012年3月11日。その日の“日常”を映した動画8000本をつなぎ合わせて作成された映画『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』(監督:フィリップ・マーティン、成田岳/配給:ギャガ)の予告編が23日午前10時から公開された。

 『エイリアン』『グラディエーター』を手がけたアカデミー賞監督のリドリー・スコット氏が「1年後の“あの日”を、あなたはどう過ごしましたか?」という問いかけに、動画投稿サイト『YOU TUBE』を通して、日本を中心とした12ヶ国(日本、英国、米国のほか、フランス、ドイツ、中国、南極大陸など)からの約8000件、総計300時間にものぼる映像が寄せられ、それを映画として編集したもの。参加者1人1人が創り出すソーシャル・ネットワーク・ムービーといえるものだ。2011年に公開されたリドリー・スコットとトニー・スコット兄弟の『LIFE IN ADAY 地球上のある一日の物語』に続く、日本版『LIFE IN A DAY』プロジェクトとなっている。

 予告編のナレーションを担当したのは、俳優・向井理(30)。「あれから一年― 世界中から集められた8000本の動画が特別な一日を創りあげました」と、向井の情感の込もったナレーションから始まる。

 映画は2012年3月11日の映像が重なり合い、「特別じゃない日なんて、一日もない」ということを伝えるもので、1年前のできごとに想いを馳せる瞬間や、ありきたりの日常を過ごす瞬間、プロポーズをする瞬間、出産の瞬間など、“その日を生きた人々の姿”、そして、“今を生きる、すべての人々の物語”に、誰しもが胸の中に抱える想いを奮いたたせる仕上がりとなっている。

 映画『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』は11月3日TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開。

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