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深田恭子艶やか着物で大河ドラマをPR 夫・清盛役になりきる松ケンは近寄りがたい

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新春とあって和装な深田恭子

 女優・深田恭子(29)が5日、東京・両国の江戸東京博物館で『大河ドラマ50年特別展 平清盛』オープニングレセプションに登壇した。

 今回の大河ドラマは、50年の歴史の中でも平清盛をフィーチャーするのは、『新 平家物語』以来40年ぶり。歴史上、悪役の側面が強かった清盛を真正面から描き、その真価を感じることができるものとなる。深田はその妻・平時子を演じることとなっている。

 新年とあって艶やかな白地の着物で現れた深田。「時子として選んでいただけると思わなかったので、驚きました」と、オファーが来たときのことを振り返ると、「ですので、厳島神社に初めて行きました」と、平家の守り神といわれるルーツめぐりもしたという。

 撮影は順調に進んでいるようで、「破天荒な清盛を支えるのは大変だと思いましたが、それを支える時子の強さを力強く演じていきたい」と、役作りにも熱が入っているようだが、源氏物語が好きで夢見る11歳時代の時子も演じることについて、「監督からもそこまで意識しなくていいけど、意識を高めて演技してほしい」と、難しい注文も入っていることに苦笑い。

 清盛の印象について、「家族の中でも突拍子もなくて、居づらい」雰囲気なので、その妻の時子は、もっと居づらい部分があると、実感しているそう。なお、清盛を演じる俳優・松山ケンイチ(26)については、「現場にいて本番じゃない時も、清盛のような感じなんで、お話をしていいものなのか、ごあいさつをしたことしかないくらいで…」と、ポツリと漏らした後、「でも、素晴らしい俳優さんなんで」と、フォローを入れる一幕も。

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会見中もほほ笑みが絶えない深田

 それでも、清盛には愛着があるようで、「時子として清盛のどんなところが好きと感じる?」と、問われた深田は、「武士の本来の姿というのがありますが、本当は人として違うと思うというところを清盛は自分のやり方で新しい時代を切り開いていこうというところに、時子はひかれたと思います。清盛の側に座っていると、冷たい視線はあると思いますが、清盛が自分で時代を変えていきたいという部分で支えていきたいと思います」と、よどみなく返答し、清盛と時子のこれからの展開を予感させた。

 また、2日?2月5日までの同館での展示では、時子の声で音声ガイド(税込500円)にてナビゲートもあるが、「昨年の仕事納めだったんですが、時子として話す部分もありますし、説明する部分もあって難しかったです。(収録に)5時間かかりました」という力作があるのも要チェックだ。

 大河ドラマ『平清盛』(NHK、日曜・午後8時?)は1月8日からいよいよ放送!

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