“しょこたん”で親しまれるタレント・中川翔子（27）が10日、都内で写真集『ギザ10』（講談社）発売記念イベントを開いた。
『ミスマガジン2002』で『ミス週刊少年マガジン』に輝きデビューしたしょこたんの初の写真集撮影の地・サイパンを再訪し撮影するなど、10年間の軌跡と魅力が詰まった記念碑的な作品となっている。
サイン会を前にした囲み会見には約30社が詰めかけ、報道陣を見回したしょこたんは、「ビックリしました。たっくさんの方に来て頂けるなんて！10年間過去最大です。AKBの総選挙で上位に食い込んだみたい」と、興奮気味。カメラマンも熱が入ってしまい、何度も目線を要求する報道陣も現れる熱狂ぶりだ。
「タイトルにもこれしかないと思いました」と、“しょこたん語”の『ギザ』を織り込んだものに、「なんか、本当に短かった気がします。10年前はネガティブな女の子だったんですけど、時の流れは速さと重さに驚いてますね」と、しみじみ。「何よりも一番ポジティブになって、好きなこと、夢がたくさんできた10年で、その10年前と同じ場所で同じ空のはずなのに何十倍のように見えたので『ギザ20』『ギザ50』を目指して頑張りたいと思いましたね」と、前を向く。
ブログの女王としても知られるしょこたんだけに、「インターネットの広がりのおかげで、生きる場所を見つけたというか、そこにいていいんだよって言われているような気がした」と、お礼を。10年前の自身の予想で10年後のいまは、「離婚とかしてて子供が3人ぐらい産んでいるかと思っていたら、趣味も何も変わってなくて、もっともっとレベルをあげなきゃな」と、妄想も。
写真集については、「カメラに向かって、10年経ってやっと素直に笑えるようになった。時間がかかったなと思ったけど、初めて心の底から笑顔ができた」と、ナチュラルさがみどころなようで、10年間の印象的な出来事もしょこたんお手製の絵も入っているそうだ。ちなみに「スカシカシパンを（胸で）挟めるようになった。大きくなった部分がある」とも言っていたが、報道陣から「胸ですか？」とストレートに聞かれ「トゥットゥルー！」と、恥ずかしげに肯定することも。
この10年で変わったことは「いろんな夢が増えたこととポジティブになったこと」というが、逆に変らないことは「ゲームが好きで引きこもりで…、恋の噂がないことですかね」と、ちょっぴり自虐気味で、「27（歳）という周りからの圧力があります。扱い方が変わって来ました」。
野望として、「シャンソンで『愛の讃歌』を歌ってみたいので、ものすごく愛を知り尽くしたいです」というものの、報道陣から「恋愛を充実？」と、尋ねられると、「マズイですね。頑張らないと。恋のうわさがまったくなくて、関係ない記事が出ちゃって」と、苦笑いするしょこたん。占いによると2014年に結婚すると言われているそうで、「急がなきゃいけないような気がしますね」といいつつ、「周りに出産している人も多くなってきたし、出産願望が多くなってきました。いま5歳くらいの子がいれば、お母さんはポケモンの声をやっているんだよってとか、宇宙はこんなにすごいんだよとか、教えたいオタク知識がたくさんある」と、妄想は膨らむことになり、「産んでないのに子供用のマンガを全巻買いました」と、明かしていた。
ほかにも、「いつまで水着グラビアをされますか？」と、尋ねられ、「できる限り生きた証を見せたいので、着ていいよと言ってくだされば。需要がなくなってもブログでも着ます」と、意気込みを見せた写真集。「これまで応援してくださったみなさまありがとうございます。ずっとずっと、10代のころネガティブでいちゃいけないと思っていたのに、インターネット、ブログのおかげでたくさんの人とつながることができました。そのみなさんとの証が『ギザ10』という形で残っています。ぜひこれからも貪欲に頑張りますのでよろしくお願いします」と、ファンへ感謝を向けた写真集は2000円（税込）で好評発売中！
