高機能薄膜技術を応用し蓄電・防汚・耐候する技術を公開 6月12日からリフォーム&リニューアル建築再生展にて展示・実演

工学院大学(学長:今村 保忠、所在地:東京都新宿区/八王子市)の永井 裕己 准教授(応用物理学科)は、省資源・省エネルギーを実現する高機能薄膜技術を応用して、蓄電機能を持つエレクトロクロミック調光ガラスや透明ヒーター、防汚性・耐候性に優れている光誘起親水化膜など形成しました。

2024年6月12日から、第28回リフォーム&リニューアル建築再生展2024(主催:建築再生展組織委員会)において、最新成果を展示・実演します。

多機能薄膜の住宅への活用例

紫外線照射により親水性を持った多機能薄膜

■主要な技術的特徴

【透明ヒーター】

電圧を印加することで発熱する無色透明で耐候性の高いヒーターを実現。

【光誘起親水性膜】

常温で光誘起親水性膜の形成を達成。優れた防汚性、耐候性を示します。

【エネルギー貯蔵】

デバイスに、電圧印加で色が変わる材料を採用。たとえば色を青くすることで蓄電と遮熱が可能です。

■開発者コメント:永井 裕己 准教授(応用物理学科)

工学院大学発の均一な薄膜を形成する溶液を用いて、多様な機能を持つ薄膜形成を試みています。紫外線照射で優れた防汚性、耐候性を示す薄膜形成などが可能で、既存の住宅にも施工可能です。住宅への実用に向けた課題を知りたく、連携くださる企業さまを探しています。

■出展技術における特許情報など

名称      : リチウムイオン二次電池

出願者     : 学校法人工学院大学

発明者     : 永井 裕己、佐藤 光史

出願番号    : 特許第6687249号

研究者紹介サイト: https://er-web.sc.kogakuin.ac.jp/Profiles/13/0001264/profile.html

■第28回リフォーム&リニューアル建築再生展2024概要

第28回テーマ: GX・DX推進がひらく建築ストックの未来 -SDGsの達成に向けて-

日時    : 2024年6月12日(水)-14日(金) 10:00-17:00

        ※最終日は16:30まで

会場    : 東京ビッグサイト 東1ホール

        工学院大学出展ブースは小間番号【14】

入場料   : 1,000円(招待券・事前申込者は無料)

公式サイト : https://rrshow.jp/2024/

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