卓球女子元日本代表の石川佳純と体操男子元日本代表の内村航平が6日に都内で行われた『エアウィーヴ PARIS2024オリンピックモデル発表会』に出席。2024パリ五輪に出場選手に向けたメッセージで、内村のフリップに石川が“もー”といった表情で……。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャル寝具パートナーを務めた寝具メーカー「エアウィーヴ」が、2024年7月26日からフランス・パリで開催されるパリ2024夏季オリンピック大会に、マットレス1万6000床を納入することが発表された。
オリンピックに出場した際、驚いたエピソードについて問われると、石川は、「本当にさまざまな国の方が選手村に集まっていて、食堂もいろんな国の言葉があふれているんです。東京五輪のときは選手村にネイルサロンだなどもあって驚きました」と、新鮮な気持ちになったという。一方、内村は、「選手村で警備員が6人囲んでいる人がいて『誰だろう？』と思ったら、ウサイン・ボルト選手でした。守られてました。ただ、身長が高くてバレてました（笑）」と、楽しげに思い出を披露。
2024パリ五輪に出場選手に向けてのメッセージも手書きのフリップで求められることに。石川は、『悔いのない戦いを』と書き、「選手それぞれにいろんなストーリーがあって、その日に臨んでいると思うので、最高の準備をして、舞台に立てるように頑張ってほしいなと思っています」と、背中を押すようなメッセージ。
一方の内村は、フリップに『本当は大丈夫か？と毎日自問自答して完璧な準備をし、現地に着いてからも同じことをして圧倒的自信をつけて、周りの環境にまどわされずに自分を保つこと。そして本番では開き直って楽しむこと』と紙いっぱいに記し、石川のものを「4大会出て2連覇したなかで、一言で片付けられないと思いました。それと（石川選手の思いを）詳しく僕が説明してあげた感じです」と、さらりとした口調も表情はなぜかニヤリ。
しかし、石川はこの内村のメッセージに苦笑いしながら首をかしげる。実はイベント前の打ち合わせで、このフリップを石川と同じく簡潔に記すと話してそれとなくあわせようと話をしていたそうだが、「本番になって、長くなってる！」と内村が石川に黙って“打ち合わせ破り”したものだったようで、石川も内村へ“もー”といった表情を向け、やりとりを繰り広げていた。
（取材・撮影／８ニュースラウンジ／エッジライン）
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